生物学コース

生物学コースの紹介

生物学と化学の基礎を学び、生物の特性を分子レベルから個体レベルまで総合的に理解できる能力を培う。また、現代生物学の発展に対応した教育を行うことで、修得した知識や手法を活かし、生物学関連分野で社会に貢献できる人材を育成する。

生物学Q&A

高校生の皆さんへ よくある質問

Q1:理学部の生物化学科はどうして他の大学の理学部のように生物学科と化学科に分かれていないの?

A:現代の生物学は化学や物理などいろいろな分野の知識なしでは研究はできません。DNAの2重らせん構造を発見したワトソンとクリックは物理学者でした。また、最近、蛍光タンパク質GFPでノーベル賞を受賞された下村先生は化学賞をもらっています。生物だけでなく化学もできる学生を教育したいということで、2つが融合したユニークな学科になっています。低学年の時には、化学や生化学なども勉強することになります。将来製薬会社などに就職する場合でも大事になります。

Q2:生物化学科に入ったあと、生物と化学へのコース分けがありますが、生物希望なのに化学にまわされるようなことはありませんか?

A:生物と化学へのコース分けは1年次の終わりに行います。希望を優先してコース分けします。

Q3:生物コースを卒業すると将来どのような職業につけますか?

A:生物学コースを卒業する学生の50%以上はさらに高度な学問レベルを身につけるため大学院博士前期(修士)課程へ進学し、学問を追求する研究職、生物学を教える教員、研究開発や生産管理などに携わる技術職などを目指しています。大学院に進学しない4年卒の学生の就職先は、製薬会社、臨床検査会社、食品会社等の営業職や技術職、教員、公務員などがあります。ユニークなところでは、水族館や博物館などもあります。

Q4:生物コースではどのような資格がとれますか?

A:必要な単位をとれば、中学校教諭一種免許状 理科高等学校教諭一種免許状が取得できます。また、学芸員の資格もとれるようになりました。また、バイオ技術者認定試験の受験も推薦しています。

Q5:生物コースでの生物の研究はどのようなものがありますか?

A:生物コースには、教授、准教授、助教の先生がいて、それぞれ世界でトップクラスの研究をしています。具体的内容はこのホームページのスタッフの研究内容のところをみてください。高校生物の教科書では習わなかったようなことで、現代生物学で重要と思えるテーマがいっぱいあります。これからは分子レベルから生き物を理解することが求められます。ぜひいろいろな生物関連の本を読んで、生物学分野では今どのようなことが注目されているかなど調べてみてください。8月最初にあるオープンキャンパスへの参加もお薦めします。スタッフの先生から直接話を聞ける機会ですので、せひ参加してください。推薦入学を希望するほとんどの学生は、オープンキャンパスに参加しているようです。

Q6:他の大学の生物学科と山口大学理学部の生物とどちらを受験するか迷っています。他の大学の生物学科とどこが違うのですか?

A:各大学の生物学科で研究しているテーマが異なります。もし、椊物の森林破壊を4年生の卒業研究テーマにしたいのであれば、山口大ではできません。細胞分裂の分子機構をやっている先生はいるのでできます。特定のテーマをすでに決めていて大学院までいって研究を続けたい、さらに研究者になりたいという人は、山口大学でできるテーマを十分知っておく必要があります。しかし、多くの学生は、大学に入って勉強していくうちに見方が変わってきて希望する分野も変わってきます。

Q7:理学部の生物化学科と農学部の生物機能科学科のどちらを受験しようか迷っています。どのような違いがあるのか教えてください。

A:農学部や工学部などは基本的には、応用をめざしています。農学部では食料や環境問題の解決をめざして、よりすぐに社会に役立つ研究をしています。研究内容はそれぞれのホームページを参考にしてください。理学部生物コースでは、生物全体に共通する生命現象の原理についてより深く研究しています。10年以上先には応用されるかもしれない基礎的研究が多いです。今の世界の技術革新の多くはそのような基礎的研究から産まれてきたものです。ぜひ、将来の科学者をめざして理学部を受験してください。また、将来高校の先生を目指しているなら、理学部では理科の先生の免許がとれますが、農学部生物機能科学科で免許はとれません。


Q8:生物コースで、4年生になると卒論研究があるということですが、どのようなことをするのですか?

A:4年生になると、複数ある研究室のどれかに入り、そこで1年間1つのテーマで研究します。学生3、4吊当り一人の教員が責任を持って研究を指導します。その結果は卒業論文にまとめます。ちょうど美術系の学部であれば卒業制作で絵画を仕上げるのと同じように1年かけて研究成果をまとめます。どの研究室に入るかで専門領域が異なりますので、2、3年生のうちに自分がしたい研究を考えるようにしましょう。



Q9: 将来は、化粧品会社で研究・開発に携わりたいと思っていますが、どのような学科を選べばよいでしょうか。

A:化粧品の研究.開発は多種の分野が必要です。材料を作るのは化学系の人ですが、安全性を検査するのは生物を学んだ人が役立つでしょう。生物コースからも就職している人がいます。

Q10: 高校で生物をとっていないのですが、生物コースに入りたいと思っています。だいじょうぶでしょうか?

A:だいじょうぶです。生物コースにはそのような学生はたくさんいます。高校で生物をとっていなくとも、大学1年生の時に高校レベルの基礎的な生物の授業があります。ですから、大学の勉強についていけないというようなことはありません。化学や物理などは現代生物学には必須ですから、化学や物理を勉強されて山口大学生物化学科にくれば、分子レベルから生物を理解するのに役立つでしょう。実際、大学では生物化学、生物物理学のような授業もあります。

Q11: バイオに興味があるのですが山大生物化学科でできますか?

A:できます。これからは「バイオの時代《と言われています。バイオというのはバイオテクノロジーのことです。生物関連で用いる方法や技術のことです。生物コースでは、細胞培養法、遺伝子操作法、顕微鏡技術などバイオ技術を原理とともに学生実験などで実際に学びます。山口大学では、教育研究に必要な最新の設備を充実させる努力をしています。総合科学実験センターとして、機器分析実験施設、生体分析実験施設、アイソトープ分析施設、遺伝子実験施設なども充実しています。バイオ技術を学んで将来どういう職につきたいのかもぜひ考えてください。

Q12: 細胞分裂の研究をしたいと思っています。山大生物化学科でできますか?

A:できます。細胞は生物の基本単位なので、細胞がどのように増殖できるかは生物学の中でも最も重要な課題の1つです。細胞分裂の分子機構の研究を進めれば、癌細胞の分裂の抑制方法も分かるでしょう。山大生物コースには細胞分裂のしくみを研究している先生が複数いて最先端の研究をやっています。

 

Q13: 英語が苦手ですが、大学では必要でしょうか?

現在、多くの企業が海外からも新入社員を積極的に受け入れており、国内からの採用でも語学力を重視しています。そこで、山口大学では英語教育に力を 入れており、1年生時にTOEICという全国共通英語試験を受けて、実力に応じて授業を受けます。英語が苦手ということですが、日本語も英語も言葉ですの で、日本語ができるあなたも積極的に取り組めば英語もできるようにきっとなるでしょう。

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