学習相談室「茗茶房」

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1.大学はレジャーランド?o.jpg

誰がそんなことを言い出したのでしょう。これに同意する人々が通った大学(学部)についてはいざ知らず,その言葉を真に受けて数理科学科に入学した学生は大いに失望するに違いありません。受験勉強に費やした程度の生半可な勉強量では通用しないからです。その上,勉強のノウハウを教えてくれる塾や予備校もありません。勉強しなければならないことは分かっていても,どのように勉強したらいいか分からないまま右往左往しているうちに留年をしてしまう、そういう学生が少なからずいるのです。

2.「茗茶房」の誕生。

従来から,山口大学では,学生が質問のため研究室に訪れることのできる時間帯(オフィスアワー)を,各教員が設定していますが,残念ながら,有効に機能しているとは思われません。気楽に数学の質問や学習の相談が出来る場所を作りたい。菊政勲・准教授の,そのような思いから誕生したのがこの学習相談室です。平日の午後の2時間,ドアを開け放った数理科学学生相談室で, 2名の大学院生や4年生が相談者の訪れるのを待っています。彼らに対応しきれない相談に備えて,1名の教員が常に別室で待機しています。

3.大忙しの相談員。

現在,10名ほどの大学院生および4年生が相談員として登録し,誇りと情熱を持って相談に応じています。昨年の相談件数は,およそ延べ130件でした。数理科学科はいうまでもなく,理学部他学科や他学部学生からの相談もあります。閉室時刻を大幅に超え,夜遅くまで,相談に応ずることもまれではありません。「皆,この仕事が好きだから。」とは,ある相談員の言葉です。彼らの奮闘が,迷える学生たちの大きな助けになることを願ってやみません。

4.名前の由来。

旧カリキュラムに「数学講究セミナー」という2年生向けの科目がありました。「数学講究セミナー」の受講者は,数名ずつ教員に割り当てられ,授業時間中に行った小テストの採点済答案をもとに,個別に指導を受けます。「Tea Time」と呼んでいるこれら個別指導の連想から,学習相談室の名称を「Tea Room」にしようか,と話し合っていたところ,たまたま見たNHKテレビ中国語講座に,「茗茶房」というコーナーがあるのを知り,それを拝借することにしました。読み方ですって? 仲間内では,「ティーサロン」と呼んでいます。ちなみに「Tea Time」方式は現行カリキュラムでも「数理科学入門セミナー」「数理科学基礎セミナー」に受け継がれています。

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