[2019/7/17]第1回理学部講演会

超高分解能電波観測で探る大質量原始星研究の最前線(元木業人:山口大学)
  • 何が 2019年度理学部講演会 物理・情報科学科
  • いつ 2019年07月17日16時00分から16時50分までのイベント (Asia/Tokyo / UTC900)
  • どこで 理学部第14講義室
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講演者:

元木業人(山口大学大学院創成科学研究科 助教)

題目:

超高分解能電波観測で探る大質量原始星研究の最前線

概要:

太陽質量の10倍を超える星は大質量星と呼ばれ、内部での熱核融合や死に際の超新星爆発を通じて宇宙の重元素生成を支配する天体である。
その形成過程や生まれる際の質量分布を調べることは宇宙における物質進化を理解する上で重要である。
一般に現在形成中の大質量原始星は太陽型の軽い原始星に比べて距離が10倍以上遠く、その詳細な進化過程は未だ多くの謎を秘めている。
近年我々のグループは日本国内の超長基線干渉計(VLBI)、および日米欧が運営する世界最高のミリ波サブミリ波望遠鏡ALMAによる観測を元に
その成長進化過程に深く関わる2つの大きな発見を報告した(Hirota et al.2017, Motogi et al. 2019)
本講演では大質量原始星研究の問題と共に、我々が発見した「1.回転しつつ円盤から吹き上がるアウトフロー」「2.極めて重く不安定な降着円盤」の詳細と意義について紹介する。


参考:78日本学・国立天文台プレスリリース