[2019/11/9]第10回理学部講演会

1000万倍に達するホヤのバナジウム濃縮〜共生細菌の役割は〜(植木龍也:広島大学)
  • 何が 2019年度理学部講演会 生物学コース
  • いつ 2019年11月09日19時40分から20時50分までのイベント (Asia/Tokyo / UTC900)
  • どこで 理学部14番教室
  • 連絡先名称 山中明(生物学分野)
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演題:1000万倍に達するホヤのバナジウム濃縮〜共生細菌の役割は〜

演者:広島大学大学院統合生命科学研究科 植木龍也 准教授

要旨:

ホヤは海水から稀少金属のバナジウムを取り込み、体腔細胞(血球)の一種であるシグネットリング細胞の液胞に高度に蓄積する。バナジウム蓄積度は種によって決まっており、ホヤ自身の生理的メカニズムによって積極的に濃縮していると言える。バナジウムは鰓や消化管から吸収されるが、外部環境から最初にバナジウムを取り込むステップは未解明である。本講演会では、我々がこれまでにホヤから同定したバナジウム結合タンパク質やバナジウム輸送体、陰イオン輸送体などの知見と、ホヤから同定したバナジウム濃縮細菌に関する最近の知見をふまえた協同的バナジウム取り込みモデルを紹介する。