2017年度

[2018/3/29]平成29年度山口大学理学部サイエンス・セッションU18を開催しました

平成30年3月17日(土),大学会館において平成29年度山口大学理学部サイエンス・セッションU18を開催しました。このセッションは,本学部の高大連携事業のひとつとして,県内教育機関の協力のもとに昨年度から実施しているもので,高校生の個人又はグループが,各学校のクラブ活動等において進めている自然科学,情報科学,数学,応用化学等に関する研究活動の成果を発表し,かつ,情報共有することにより,科学探究への興味推進を図るものです。

今年度は,県内の6学校をはじめ,福岡県1校,島根県の2校の計8校から48組のエントリーがなされ,約180名の方々に参加いただきました。

当日は,午前中に事前の予備審査を突破した6校の口頭発表が行われ,各校緊張しながらも,自分たちが取り組んでいる研究成果をコンパクトに整理し発表した後,活発な質疑応答がなされました。また,午後からは,展示スペース等においてポスター発表があり,参加者それぞれが興味をもった課題の発表者から説明を受けるなど,他のグループの研究成果にも熱心に耳を傾けていました。

最後に,口頭発表及びポスター発表の審査を行い,最優秀賞,理学部長賞や審査員として参加いただいた各企業からの審査員特別賞などを決定し,賞状と副賞を贈呈しました。主な受賞は以下のとおり。

 

◆口頭発表の部

最優秀賞  島根県立浜田高等学校 「水の温度による音の違いについて」

優秀賞   山口県立萩高等学校  「リモネンの研究~夏みかんの有効活用~」

理学部長賞 福岡県立香住丘高等学校「かくれんぼ-hide and seek-」

 

◆ポスター発表の部

最優秀賞  山口県立宇部高等学校 「初心者の上達を早めるコツを探る」

優秀賞   学校法人山口高川学園 「山口県産カワネズミの分布と環境への適応」

高川学園中学高等学校

優秀賞   島根県立浜田高等学校 「フィボナッチ数列~4項間からみえる性質~」

理学部長賞 山口県立萩高等学校  「n進法におけるダイヤル数の性質の研究」

 

◆審査員特別賞(BPP賞)

山口県立下関中等教育学校「ペットボトルロケットの研究」

福岡県立香住丘高等学校「流体に作用する粘性抵抗の低減効果に関する研究」

 

◆審査員特別賞(株式会社コア賞)

島根県立浜田高等学校「浜田市におけるツキノワグマの目撃傾向の分析」

福岡県立香住丘高等学校「ジャイロ式波力発電におけるジャイロ機構の研究」

 

◆審査員特別賞(科学萌芽賞)

島根県立浜田高等学校「貝殻に含まれるアミノ酸の種類の違いが生体に及ぼす影響」

山口県立宇部高等学校「触媒膜を用いた水の浄化に関する研究」

 

◆審査員特別賞(湯田自動車学校賞)

山口県立徳山高等学校「ニホンコウジカビの生育環境によるビオチン生成量の変化」

山口県立宇部高等学校「すごろくの世界」

 

◆審査員特別賞(UISベストプレゼンテーション賞)

福岡県立香住丘高等学校「水溶液境界面の拡散速度の測定と溶質物性に関する研究」

福岡県立香住丘高等学校「凝析の研究」

[2018/3/29]山口大学初代学長 松山基範先生の書を寄贈いただきました

このたび,理学部の元教授であり,本学の名誉教授でもあった高橋英太郎先生(地学)の御子息で長男の高橋信夫氏から,大学創設時である昭和24年当時に,本学の初代学長である松山基範先生が同元教授に送られた手紙の書を寄贈いただきました。松山先生は地球磁場の反転を世界で初めて唱えた地球物理学者です。

寄贈いただいた書には,山口大学の初代学長の就任を引き受けるに当たり,立派な大学にしていきたい旨の松山先生の決意表明のようなものが記されているとのこと。昨年秋の地球の歴史を区切る地質年代(約77万~12万6千年前)名がチバニアン(千葉時代)と命名される見通しとなったとの報道がありましたが,この命名は千葉県に地磁気逆転の痕跡があることに由来するものです。

この報道等を受け,松山先生の偉業を,地学を志す若い人たちに少しでも身近に感じていただければとの思いで寄贈を思いついたとのことでした。

3月22日(木),松野理学部長と野崎教授が山口市内にある信夫氏のご自宅を訪れ,感謝の意をお伝えしました。

[2018/3/20]原添修司君が電子情報通信学会の研究会で優秀賞を受賞

3月12~14日に大阪大学基礎工学部で開催された電子情報通信学会システム数理と応用研究会で、物理・情報科学科4年生の原添修司君が「単語発音記述と基礎語彙による言語分類の比較とその統合手法の性能評価」の題目で発表し、WIPセッション優秀賞を受賞しました。この研究会でのWIPセッションので発表されたものの中から、研究専門委員会が優秀で発展性のある研究を選び、表彰するものです。写真は、研究専門委員会の名嘉村盛和委員長(琉球大教授)との授賞式の記念撮影時のものです。

[2018/3/14]中尾嘉宏さんがポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(物理)修士課程1年生の中尾嘉宏さんが、平成30年3月8日~9日に広島大学学士会館において開催されたThe 22nd Hiroshima International Symposium on Synchrotron Radiationにおいてポスター賞を受賞しました。中尾さんはHeパスを用いた液体の軟X線吸収分光装置の開発を行い、照射軟X線に対する試料と検出器の配置を工夫することで検出信号強度を増大させ、これまで困難と思われていた一般的な軟X線ビームラインでの液体試料の吸収スペクトル測定に成功しました。

この成果発表において多くの投票数を獲得し、ポスター賞を受賞されました。

おめでとうございました。

 

学会名:The 22nd Hiroshima International Symposium on Synchrotron Radiation

受賞者:中尾嘉宏(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:Development of an apparatus for soft X-ray absorption experiments of solid and liquid samples under atmospheric helium gas environment

[2018/3/6]吉村典子さんがポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(物理)修士課程1年生の吉村典子さんが、平成29年10月18日~20日にイーグレひめじ(あいメッセホール)において開催された第40回溶液化学シンポジウムにおいてポスター賞を受賞しました。この賞は35歳以下のPDおよび学生のポスター発表者を対象に選考される賞です。吉村さんは軟X線を用いた溶液中の有機分子の電子状態観測を行い、照射光に2種類の偏光を用いた発光分光結果を解析することで、溶液の濃度変化に対する酢酸分子の構造変化を調べた研究発表において表彰されました。

おめでとうございました。

学会名: 第40回溶液化学シンポジウム

受賞者: 吉村典子(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:軟 X 線分光による酢酸/1-メチルイミダゾール混合液体の電子状態観測

[2018/2/23]藤野遼也さんが奨励賞(学生部門)を受賞

本学理学部生物・化学科生物学コース4年生の藤野遼也さん[指導教員:山中 明教授]は、2017年度の日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました。本賞は、学業優秀かつ、今後、農芸化学関連分野で活躍を期待される学部学生に対して贈られる賞です。藤野遼也さんは、卒業研究内容を本支部主催の学会で口頭発表され、今春からは林兼産業(株)(東証一部:食品;やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業協働機関に参画)の研究員としてその将来の活躍が期待されての受賞です。

[2018/1/12]平成29年度理学部研究交流会が大学会館で開催

平成30年1月5日 平成29年度理学部研究交流会が大学会館で開催されました。

今年度から博士課程の大学院生もステップアップ研究助成へ応募可能となったことで,院生の研究課題8件を含む計16件の研究課題が採択されました。

当日は,冷たい雨が降る一日でしたが,ステップアップ研究を中心とした13件の口頭発表,10件のポスター発表が行われ,熱い討論が繰り広げられました。 

今年度のベストプレゼンテーション賞は,以下の3名の方が受賞されました。

    • 最優秀発表賞    物理D1  家鋪 真衣
    • 優秀賞             化学D2  西山 尚登
    • 優秀賞    地学D1  中川 孝典

 

[2018/1/10]物理・情報科学科の助廣沙知さん・平野あゆみさん、大学院創成科学研究科の金澤翔さんがVLBI懇談会シンポジウムにて学生優秀発表賞受賞

本学理学部物理・情報科学科4年生の助廣沙知さん、平野あゆみさん、大学院創成科学研究科(物理)修士課程2年生の金澤翔さんの3名が、平成29年12月22日〜23日に帝京科学大学において開催された2017年度VLBI懇談会シンポジウムにおいて学生優秀発表賞を受賞しました。

それぞれの講演では、助廣さんは大学連携VLBI観測網を用いた銀河系内のブラックホール候補天体の新たな観測計画について、平野さんは国立天文台VERAを用いたガンマ線を放射する巨大ブラックホール天体3C84の高頻度VLBIモニター観測の成果について、金澤さんは山口大学の新たな観測装置である山口第二望遠鏡(口径34m)に搭載する冷却受信機や周波数変換装置の開発について報告を行いました。
おめでとうございます。

 

    • 優秀ポスター発表賞
      • 山口大学理学部物理・情報科学科 助廣沙知
      • 題目: VLBI観測による銀河中心領域のブラックホールの探査

    • 優秀口頭発表賞
      • 山口大学大学院創成科学研究科 金澤翔
      • 発表題目: 山口第二電波望遠鏡に搭載する低雑音受信機の開発

  • 最優秀口頭発表賞
    • 山口大学理学部物理・情報科学科 平野あゆみ
    • 題目: GENJIによる電波銀河3C84の電波構造の変化とガンマ線活動の関係

[2017/12/8] 三角准教授らの共同研究グループがミトコンドリアの分裂増殖に必須なMDR1遺伝子を発見

生物化学科の三角修己准教授は、ヒューマンフロンティアサイエンスプログラムフェロー(研究当時)の吉田大和博士、本学農学部の松下一信特命教授、赤壁善彦教授、他研究グループと共に、単細胞紅藻シゾン(Cyanidioschyzon merolae)より、ミトコンドリア分裂リング(MDリング)の形成に必須な遺伝子mitochondrion-dividing ring 1(MDR1)と、この遺伝子がコードするグリコシルトランスフェラーゼ酵素を発見し、その研究成果を「米国科学アカデミー紀要」に発表しました。

 

ミトコンドリアは約20億年前に宿主細胞に共生したαプロテオ細菌を起源とすると考えられており、細胞内共生後、真核細胞内で分裂増殖を続けることによって現在まで受け継がれていますが、その分裂の仕組みは長らく不明でした。今回、共同研究グループは単細胞紅藻シゾンの分裂中のミトコンドリアからMDリングを単離して、その構成成分を解析し、MDリングが糖の繊維から出来ていることを明らかにしました。そしてMDリングがグリコシルトランスフェラーゼ酵素(MDR1)の働きによって合成されることを証明しました。MDリングを構成するポリグルカン繊維をダイナミン分子が滑動することによってMDリングの収縮が引き起こされ、ミトコンドリアが分裂するという分子機構が解明されました。本研究の成果はミトコンドリア誕生の謎を解く手がかりとなると共に、ミトコンドリアのダイナミクスと関連する疾患の理解にも貢献することが期待されます。

 

 

論文掲載Webページ

http://www.pnas.org/content/early/2017/11/21/1715008114.abstract

[2017/12/4] サイエンスワールド2017大盛況の内に終了しました

サイエンスワールド2017は、今年も大盛況のうちに終わりました。

沢山のご来場、ありがとうございました。

 

サイエンスワールド2017の報告は、こちらをご覧ください。

[2017/11/9] Nature Communications誌に武宮淳史准教授らの研究グループによる論文が掲載

九州大学大学院システム生命科学府博士後期課程の樋山麻美大学院生・日本学術振興会特別研究員(当時)、九州大学大学院理学研究院の島崎研一郎教授(当時)(現:九州大学名誉教授)、山口大学大学院創成科学研究科理学系学域の武宮淳史准教授、京都大学、名古屋大学遺伝子実験施設の多田安臣教授、岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の宗正晋太郎助教、村田芳行教授らの共同研究グループは、青色光と二酸化炭素に応答した気孔開閉運動を制御する分子機構の一端を明らかにしました。

本研究成果は11月3日オンライン国際科学誌「Nature Communications」に発表されました。

 

高等植物の葉の表皮には、一対の「孔辺細胞」と呼ばれる高度に分化した細胞からなる「気孔」という小孔が存在します。植物は気孔を開くことで、光合成に必要な二酸化炭素を吸収し、同時に蒸散により水を放出することで、土壌の栄養分を根から吸収するための駆動力を得ています。

光に応答して気孔が開くことは、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの息子であるフランシス・ダーウィンにより発見されました。その後の研究で、光のなかでも特に400〜500 nm付近の青色光が気孔開口に重要で、植物の光合成を増大することがわかりました。青色光とは反対に高濃度CO2は、気孔閉鎖を、低濃度CO2は開口を誘導することがわかっています。気孔開度は植物の生育に大きな影響を与えますので、大気中のCO2濃度の変動が、農作物に与える影響を理解し、その対策を考えるためにも、青色光とCO2による気孔開閉運動情報統御機構の解明が求められていました。

 

研究グループは青色光と二酸化炭素に応答した気孔開閉運動の制御シグナルに関わる新奇タンパク質リン酸化酵素を同定し、CBC(CONVERGENCE OF BLUE LIGHT and CO2)と命名しました。発見したCBCは青色光と低濃度CO2による気孔開口の増大を引き起こします。本研究成果は、変動する大気中の二酸化炭素濃度が農作物の生育に与える影響の理解に貢献します。また二酸化炭素の吸収効率を高めた農作物の開発技術への応用が期待されます。

 

発表論文はこちらからご確認いただけます

https://www.nature.com/articles/s41467-017-01237-5

[2017/11/06] 花木勇太さんが優秀発表賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(情報)修士課程1年の花木勇太さん〔指導教員:野崎隆之講師〕が、平成29年8月23日に電子情報通信学会情報理論とその応用サブソサイエティ学生優秀発表賞を受賞しました。この賞は、サブソサイエティに属する研究専門委員会が開催する研究会において優秀な発表を行なった学生を表彰しています。花木さんは平成29年7月13日~14日に千葉大学で開催された電子情報通信学会情報理論研究会における発表に対して、この賞を受けました。おめでとうございます。

 

◆電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ学生優秀発表賞

受賞者: 花木勇太(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:シフト演算と排他的論理和を用いた消失訂正符号に対する

組織符号化

[2017/10/19] 田村友識さんらが日本応用地質学会のポスターセッションにおいて特別賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(地球圏)修士課程2年の田村友識さんらが、平成29年10月12日~13日に岡山理科大学で開催された日本応用地質学会研究発表会のポスターセッションにおいて特別賞(学生向け優秀賞)を受賞しました。詳細な現地地質調査に基づく研究内容が審査員に高く評価されました。おめでとうございます。

[2017/10/19] 須内寿男さんが日本応用地質学会において優秀ポスター賞を受賞

本学大学院理工学研究科(自然科学基盤系)博士後期課程大学院生の須内寿男(すのうちひさお)さんが、平成29年10月12日,13日に岡山理科大学で開催された日本応用地質学会平成29年度研究発表会において優秀ポスター賞を受賞しました。研究内容やポスターのわかりやすさ,質疑応答などが評価されました。

[2017/10/4] 平城裕子さんが優秀ポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(生物)修士課程1年の平城裕子さんが、平成29年10月3日に山口大学工学部常盤キャンパスで開催されたIoL生命分子インターネットワークセンター創設キックオフシンポジウムのポスターセッションにおいてIoL優秀ポスター賞を受賞しました。研究内容や質疑応答、そして研究に対する姿勢などが審査員に高く評価されました。

[2017/10/2] 第8回理学部講演会が開催されました

2017年9月26日に,愛媛大学理学部 中島敏幸先生により,「フラスコの中の生態系における進化」という演題でご講演をいただきました。

講演では,フラスコの中に3種の微生物を人為的に共存させ,13年にも及ぶ観察から得られた,微生物間の共生関係,進化に関する成果が紹介されました。閉鎖されたフラスコの中の生態系(マイクロコズム)を実験進化学的,進化生態学的アプローチによって解析することで,共生関係を成立させるための進化は,想像以上に速度が速いことが分かりました。多くの学部生,院生,教員が参加し,質問はつきることがなく,非常に興味深い講演会でした。

[2017/10/3] 化学分野の大学院生、長下敬さんが日本粘土学会学術振興基金賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(化学)修士課程1年の長下敬さん〔指導教員:川俣純教授〕は、平成29年9月25日に富山大学で開催された一般社団法人日本粘土学会総会において学術振興基金賞を受賞しました。この賞は、日本粘土学会の学生会員が、海外で開催される国際学会で優れた発表を行ったときに授与されます。長下さんが7月20日にスペインのグラナダで開催されたICC2017(国際粘土会議)で発表した研究成果が優秀と認められ、日本粘土学会の八田珠郎会長から賞状と奨学金が授与されました。

 

発表題目:Orientation of niobate nanosheets liquid crystals by radiation pressure of a laser beam:dependence of orientation on polarization direction of the laser beam

[2017/9/28] 化学分野の大学院生、福澤洋佑さんが若手ポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(化学)修士課程1年の福澤洋佑さん〔指導教員:村上良子准教授〕が、平成29年9月9日~12日に東京理科大学で開催された日本分析化学会第66年会の若手講演(ポスター)において若手ポスター賞を受賞しました。研究内容や質疑応答、そして研究に対する姿勢などが審査員に高く評価されました。おめでとうございます。

 

若手ポスター賞

受賞者:    福澤洋佑(山口大学大学院創成科学研究科1年)
発表題目: ビピリジン基を修飾したSBA-15による金属イオンの吸着

[2017/9/26] 第7回理学部講演会が開催されました

2017年9月20日(水)に、東京大学フューチャーセンター推進機構・特任研究員、東京大学名誉教授の河野重行先生による第7回理学部講演会「藻類バイオは何をもたらすか: ヘマトコッカスと七色クロレラについて」が、理学部14講義室で開催されました。河野先生のご講演の前半では、微細藻類を用いた藻類バイオ産業による有用物質の生産について、世界および国内の状況を多くのスライドを使って紹介いただきました。後半では、ヘマトコッカスを用いたアスタキサンチン生産、七色クロレラを用いた油生産や重イオンビーム照射による有用クロレラ株の分離について、ご自身の研究の紹介がありました。講演会には理学部の学生・教員を中心に他学部からも参加があり、約50名が講演を聴講しました。講演後には参加者から活発な質問がありました。日頃理学部では聞くことができない、藻類バイオ産業の現状を知ることができた有意義な講演会でした。