2018年度

[2019/3/31] 受賞

前田瑞生さんが日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞

 本学部生物・化学科生物学コース4年生の前田瑞生さん(環境生物学研究室所属)は、2018年度日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました(平成3127日)。本賞は、学業優秀かつ、将来、農芸化学関連分野で活躍を期待される学部学生に対して贈られる賞です。前田瑞生さんは、卒業研究内容を本支部主催の学会にて口頭発表し、その将来の活躍を期待されての受賞となりました。

[2019/3/31] 受賞

江島圭祐くんが日本地質学会西日本支部例会で優秀発表賞を受賞

 平成最後の年、3月2日に日本地質学会西日本支部例会が長崎大学で開催されました。本学大学院創成科学研究科(地球科学)博士前期課程2年の江島圭祐君は、これまでの成果を口頭で発表し、優秀発表賞を受賞しました(写真)。学会発表での受賞は今回を含めて4回を数えます。江島君の研究テーマは、大陸地殻の約半分を占める花崗岩がどのようにしてできるのかを解明することです。この研究課題は地球46億年の歴史の中で大陸地殻がどのように進化してきたかを解き明かすことにつながります。江島君の研究成果は、筆頭著者としての論文がこれまで2編公表されています。また、彼は4月から博士後期課程の院生として研究を続けます。この受賞を励みにしてさらに精進し、地球の歴史を解き明かして欲しいと思います。

[2019/3/20] サイエンス・セッションU18

平成30年度山口大学理学部サイエンス・セッションU18を開催

[2019/3/18] 受賞

天満誠也くんが電子情報通信学会システム数理と応用研究会でWIPセッション優秀賞を受賞

20190318.jpg左が天満君。右は研究会専門委員会の名嘉村委員長

 2019314,15日に福井大学で開催された、電子情報通信学会システム数理と応用研究会において、創成科学研究科基盤科学系専攻(情報科学)ネットワーク科学研究室の天満誠也君がWIP(Work In Progress)セッションで「Jaccard係数を用いた単語の共起度に基づくメールフィルタの提案」の題目で発表し、WIPセッション優秀賞を受賞しました。昨年度も同研究室の原添修司君がこの賞を受賞しており、2年連続の受賞となりました。

[2019/3/27] PCリフレッシュ

3月27日 理学部2号館計算機実習室のパソコンのリフレッシュを行います。
作業中はPCを利用頂けません。

[2019/1/23] キャリア懇談会

平成31年1月23日 理学部応援企業によるキャリア懇談会が開催されました。

 理学部が主催する地域貢献事業(理学部サイエンスワールド・サイエンス・セッションU18など)にご協力いただいている企業(理学部応援企業)によるキャリア懇談会が開催されました。
 本年度は、理学部応援企業の半数以上となる11社による懇談会となりました。

 各会場には、理学部応援企業に勤務する理学部OB/OGの方々に加え、人事担当者の方も来ていただきました。さらに今春その企業への採用が内定している学生が懇談会のお手伝いをしている姿も見られました。

 そもそも、「業界って何? キャリアって何?」の現役学生。親近感あふれる応援企業の皆様方から、各社の業界・各人のキャリアなどを中心とした話題を提供していただきました。
 参加学生の多くは、3時間の開催時間の中で、35社の会場を訪問していました。

 参加した学生数は昨年度の3倍ほどの約80名。就職活動に突入する学部3年生と修士1年生のほか、大学院進学する4年生も、将来を見据えて参加していました。学生にとって、とても有意義な懇談会でした。 

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懇談会の様子

 

参加企業:株式会社宇部情報システム・株式会社コア 西日本e-R&Dセンター・株式会社富士通山口情報・トゥルージオ株式会社西日本山口センター・セントラル硝子株式会社・株式会社ベルポリエステルプロダクツ・林兼産業株式会社・株式会社フルケア・JRCS株式会社・長府工産株式会社・テルモ山口株式会社

[2019/1/12] 理学部研究交流会

平成30年度 理学部研究交流会が開催されました

 本年度の理学部研究交流会では、理学部ステップアップ研究助成に採択された教員および博士後期課程学生のほか、研究助成採択教員と一緒に研究を進めている博士前期課程学生あるいは学部4年生が、それぞれの研究成果を口頭(13件)あるいはポスター(16件)にて発表しました。 

 機能分子・宇宙・化石・細胞・運動動作のコツ・情報処理など、理学部ならではの多様な研究成果が、各発表者の個性豊かなトークで披露され、参加者は「SCIENCE」の世界に引き込まれていました。一方、ポスター会場は終了時間を越えても質疑応答が続く、活気あふれる討論の場となりました。例年、学生参加者の多くは研究室に配属後の4年生・大学院生でしたが、今回、初めて理学部1年生の参加者もありました。

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 本交流会が、本学部で展開されている様々な分野の研究発表会にとどまらず、学部1年生から、博士課程に在学する新進気鋭の若手研究者と気軽に語らい、かつ専門性の枠を取り払った「理科あるいは科学」の楽しさに触れられる場、いわゆる“サイエンス・カフェ”のように誰もが集い交わる場へと転換する兆しも感じられました。

 最後に、優れた発表をおこなった博士後期課程学生に贈られる各賞は、以下の3名に決定いたしました。

  • 最優秀発表賞 田代 啓悟さん(自然科学系専攻自然システム科学コース:化学) 
  • 優秀発表賞  中川 孝典さん(自然科学系専攻自然システム科学コース:地球科学) 
  • 優秀発表賞  熱田 真一さん(自然科学系専攻自然システム科学コース:地球科学)

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[2019/1/10] 第7回理学部講演会

セルロースナノファイバーの連続脱水技術開発と用途展開

 2018127() 理学部11番講義室にて、第7回理学部講演会を開催しました。
(山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が後援する第2回研究推進体勉強会を兼ねる) 

講師:薮谷智規 先生(愛媛大学 紙産業イノベーションセンター・教授)

演題:セルロースナノファイバーの連続脱水技術開発と用途展開

講演概要はコチラ

 本講演を本学理学部の教員、大学院生、学部生、そして近隣企業技術者が聴講しました。
 薮谷先生には、愛媛県における紙産業の歴史・現状から、紙産業のイノベーションを指向した大学⇔企業の連携事例、そしてセルロースナノファイバー(CNF)を用いた最新研究の一端を判りやすくご紹介頂きました。
 身近な素材である『紙』について、その奥深さを知ると共に、今まで知らなかった紙(セルロース)の科学的面白さを味わうことができた非常に良い機会となりました。

 
(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

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[2019/1/9] 公募

科研費研究員の公募情報を掲載

[2018/12/8] 就職茶話会

平成30年度「理学部OB・OGとの就職茶話会」開催

 平成30128日(土)に平成30年度「理学部OBOGとの就職茶話会」が開催されました。この就職茶話会は、毎年、理学部就職委員会と鴻理会(理学部同窓会)が共催している就職支援事業のひとつです。

 数理科学・物理学・情報科学・生物学・化学・地球科学の各分野から1名のOBOGが来学され、約60名の学部生・院生が参加しました。学生は、興味を持った2分野の茶話会を選び、熱心に聴講していました。現在、社会の第一線で活躍しているOBOGの軽快なトーク(仕事内容・就活事情など)の後、質疑応答では、就活や仕事内容の話題に終始することなく、多様な話題が取り上げられました。

 当日は寒気が流れ込み、わずかに雪もちらつく寒空でしたが、各茶話会会場は和気藹々とし、先輩と後輩の新たな交流が芽生えていました。 

 なお、今回、来学されたOBOGは以下の方々です。

 高道いづみ(SCホールディングス)・池田加代子(アイシン精機)・岡本拓也(三菱重工業)・奥田博人(三和酒類)・藤原祐平(日本精蝋)・佐々木政和(川崎地質)(敬称略)。

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数理科学分野 高道さん

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物理学分野 池田さん 

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情報科学分野 岡本さん

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生物学分野  奥田さん 

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化学分野  藤原さん 

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地球科学分野 佐々木さん

[2018/12/19] 受賞

江島圭祐くんが日本地質学会つくば臨時大会で優秀発表賞を受賞

 本学大学院創成科学研究科(地球科学)博士前期課程2年の江島圭祐君が平成30年12月1〜2日に産業技術総合研究所(つくば市)で開催された日本地質学会つくば臨時大会で優秀発表賞を受賞しました。この発表は9月4〜6日に札幌で開催された地質学会で行う予定でしがが、地震によって発表が中止になり、その代替措置として産総研(つくば)で先日開催されました。江島君は野外での詳細な地質調査と鉱物・岩石の化学分析によって、約1億年前のマグマ活動の実態を詳細に再現することに成功し、迫力と説得力のあるポスター発表が審査員から高く評価されました。おめでとうございます。写真は、受賞ポスターの前で、地質学会松田会長と握手している場面です。

[2018/11/27] 第6回理学部講演会

東北の活火山の噴火やマグマの話

 20181112日に、山形大学理学部教授の伴雅雄先生により、第6回理学部講演会「東北の活火山の噴火やマグマの話」が、理学部12番教室において開催されました。

 伴先生は主に東北地方の火山をご専門として長年研究活動に取り組まれています。今回は東北地方の火山噴火の歴史や、現在の状況について紹介していただきました。2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しましたが、その前後で東北地方の応力場が変化し、火山が噴火しやすい状況になったと言われているそうです。過去の日本列島でも、大地震後に火山が噴火したという記録が実際にあるそうで、大地震と噴火の関係についての詳しいお話がありました。また、下部地殻でのマグマに関する諸現象など、最新の研究内容に基づく内容で、とてもよい勉強になりました。

 特に、「詳細な薄片観察、化学分析(鉱物化学組成、全岩化学組成、Sr・Nd同位体など)によって、マグマがマントルで発生し噴火に至るまでの過程について知ることができる」という内容が興味深かったです。

[2018/11/4] 受賞

平野貢大さんが学生奨励賞を受賞

 大学院創成科学研究科基盤科学系専攻(情報科学コース)修士課程1年の平野貢大さん(指導教員:内野英治教授)が,“バイオメディカル・ファジィ・システム学会第31回年次大会”において,学生奨励賞を受賞しました。当該学会年次大会は,2018113日(土)~4日(日)に金沢工業大学・扇が丘キャンパスで開催されました。

 学生奨励賞は,当該学会が学生の努力を顕彰し、一層の研究奨励のために設けた賞です。この賞の審査は、事前の抄録論文審査、年次大会での口頭発表時に行う発表審査の2段階審査によって行われます。平野さんは,「分類組織のクラス不均衡性と組織間の実距離を考慮した冠動脈プラークの組織分類法」についての研究内容および発表が高く評価され,受賞に至りました。

[2018/11/14] 第5回理学部講演会

ガラス加工技術に関わる表面・界面化学

 2018111() 理学部22番講義室にて、第5回理学部講演会を開催しました。
(山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が主催する第1回研究推進体勉強会を兼ねる)

講師:宮谷克明 先生(AGC株式会社 商品開発研究所 マネージャー)

演題:「ガラス加工技術に関わる表面・界面化学」

講演概要はコチラ

  40名を超える参加者(本学理学部の教員、大学院生、学部生、そして近隣大学の教員、近隣企業技術者)が本講演を聴講しました。宮谷先生には、我々の生活に身近なガラスの製造工程から、固体無機化学、表面化学、そしてゾルゲル化学を基盤としたガラス材料の最新研究の一端を判りやすくご紹介頂きました。

 講演終了後には、本学学生、そして企業技術者からの活発な質疑応答が行われ、ガラスという物質への関心の高さを実感しました。教員・学生にとって、現役の化学企業研究者から製品開発・生産技術に関して直接議論ができた非常に良い機会となりました。

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(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

[2018/11/13] サイエンスワールド

サイエンスワールド2018大盛況の内に終了しました

[2018/11/6] 受賞

高野 学さんが第33回中国四国地区高分子若手研究会で支部長賞を受賞

大学院創成科学研究科基盤科学系専攻物理学コース(博士前期課程)2年生の高野 学(こうの がく)さんの研究発表「超高速熱測定を用いたポリオキサミド結晶の結晶化・融解挙動」が「第33回中国四国地区高分子若手研究会」で支部長賞(口頭発表の部)を受賞しました。この賞は、研究会の学生の研究発表の中から優れたものに贈られる賞です。この度は口頭発表の部から1件、ポスター発表の部6件が選ばれました。口頭発表の部は各研究室とも「自信作」をエントリーします。すなわち口頭発表にエントリーする時点で選ばれた発表であるといえます。高野さんの発表はそのような優れた研究発表の中でも最も優れた発表として選ばれました。おめでとうございます。

[2018/10/23] 受賞

田中優稀さんがベストプレゼン賞を受賞

創成科学研究科・地球圏生命物質科学専攻・生物学コース修士課程2年生の田中優稀さん(祐村研究室)は,平成30年10月20,21日に山口大学大学会館で開催された日本細胞性粘菌学会例会で,ベストプレゼン賞を受賞しました。この賞は,今回行われた発表の中で特に優れた研究内容を発表した学生を表彰しています。田中優稀さんの発表演題は「細胞性粘菌におけるCytokinesis Dのメカニズム」で,今まで考えられてきたCytokinesis Dのメカニズムを検証し,新たな原理を提唱しました。新規性のある内容と説得力のある発表が審査委員から高く評価されました。おめでとうございます。

[2018/10/5] 受賞

森田萩乃さんが ICCC2018 in Sendai JapanにおいてBest Poster Awardを受賞

 創成科学研究科・理学系専攻・化学コースで修士課程1年の森田萩乃さん(指導教員:綱島亮准教授)が、2018年7月に開催された43rd International Conference on Coordination Chemistry(仙台)において、優秀な発表を行ったとして、Best Poster Awardを受賞しました。参加者が1500名規模の、世界中の錯体化学分野の研究者が集う大規模な国際会議です。

 受賞対象となった論文は「Structure and dielectric property of hydrogen bonding crystals of hexamethylenetetramine」です。「四面体」形状の分子が織りなす不思議な構造美は、水が示す様々な不思議の起源になっています(例えば、氷が水に浮く理由など)。今回の論文は、四面体形状の有機化合物のもつ構造美を、機能材料を造るヒントにしようと研究を進めた結果、強誘電性というコンデンサーや赤外線センサーに不可欠な機能材料が低コスト・低環境負荷・低毒性な物質で作製できることを見出した成果です。英語による発表で緊張した様子でしたが、修士1年生にもかかわらず立派な発表が行われていました。

[2018/10/5] 掲載

志賀美咲さんの研究成果がDalton Transactions 誌のBack Cover Articleに選出

創成科学研究科・理学系専攻・化学コースで修士課程2年の志賀美咲さん(指導教員:綱島亮准教授)の研究成果がDalton Transactions 誌(2018年47巻)のBack Cover Articleに選ばれました。また、志賀美咲さんは2018年9月に行われた平成30年度化学系学協会東北大会にて同研究を報告し、優秀な発表を行ったとしてポスター賞も受賞しました。

 論文タイトル:

Chemo-chromism in an orthogonal dabco-based Co(II) network assembled by methanol-coordination and hydrogen bond formation

著者:

Misaki Shiga,  Shogo Kawaguchi,  Masaru Fujibayashi,  Sadafumi Nishihara,  Katsuya Inoue,  Tomoyuki Akutagawa,  Shin-ichiro Noro,  Takayoshi Nakamura  and  Ryo Tsunashima, Dalton Trans., 2018, 47, 7656-7662.

概要: 

独自に開発した固体が、化合物との接触に応じて色が変わる現象(ケモクロミズム)を示すことを見出し、その原理と機構を分子スケールで解明することに成功しました。得られた知見は、さらに深化させることで、接触する化合物が微量でも検出できるような化学センサーや人工嗅覚・味覚などにつながるものです。尚、Back Coverは山口市内の瑠璃光寺をモデルにした挿絵で、山口に興味を持ってもらうためのきっかけになれば、との思いです。

[2018/10/3] 第3回理学部講演会

生物学特殊講義:植物オルガネラ学「細胞内共生の謎」

 2018年920日(木)に、東京大学大学院 総合文化研究科教授の佐藤直樹先生による第3回理学部講演会「細胞内共生の謎」が、理学部22番講義室で開催されました。佐藤先生のご講演の前半では、細胞内共生説に関連する研究の歴史的な経緯について、最も古い論文の記述からマーギュリスの「細胞内共生説」に至るまでを詳細に解説して頂きました。後半では、最新のゲノム情報を駆使した分子系統解析の結果や、ペプチドグリカン合成系、脂質合成系、DNA複製システムなどの研究成果より、葉緑体の細胞内共生説について改めて考察がなされました。講演会には理学部の学生・教員を中心に他学部からも多くの参加があり、約50名が講演を聴講しました。講演後には参加者から活発な質問がありました。多くの研究者や学生が興味関心を持つ、真核生物細胞の誕生の謎に関する最新の知見を学ぶことができた有意義な講演会でした。

三角修己