[2021/8/2] 受賞
田中祥平さん(化学)が優秀発表賞を受賞
本学大学院創成科学研究科自然科学専攻博士後期課程3年(化学)の田中祥平さん(指導教員:安達健太准教授)が、令和3年6月26日にオンライン開催された第27回中国四国支部分析化学若手セミナーにて優秀発表賞を受賞しました。
講演題目:
「”カレー”で”華麗”なポリアルコキシシラン樹脂用触媒設計・開発:天然物由来成分のクルクミノイド・金属キレート錯体」
田中さんは、カレーに使用される香辛料”ターメリック”に含まれるクルクミンを原料とした、クルクミノイド・金属キレート錯体を新たに設計・開発し、これら錯体が高分子材料を高機能化するための優れた触媒として作用することを世界で初めて発見しました。
※本研究は、昨年度の理学部ステップアップ研究に採択されています。【詳細はコチラを参照】
受賞者のコメント:コロナウイルスの影響により、外部に自身の研究成果を発表できる機会が少なくなっている中、このような発表の場を与えて頂いた若手セミナー開催--委員会の先生方には感謝しかありません。本発表では、様々な視点から指摘を受け、良い刺激になりました。今回頂いた貴重なご意見は、今後の研究活動に活かしていきたいと考えております。