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[2018/11/14] 第5回理学部講演会

ガラス加工技術に関わる表面・界面化学

 2018111() 理学部22番講義室にて、第5回理学部講演会を開催しました。
(山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が主催する第1回研究推進体勉強会を兼ねる)

講師:宮谷克明 先生(AGC株式会社 商品開発研究所 マネージャー)

演題:「ガラス加工技術に関わる表面・界面化学」

講演概要はコチラ

  40名を超える参加者(本学理学部の教員、大学院生、学部生、そして近隣大学の教員、近隣企業技術者)が本講演を聴講しました。宮谷先生には、我々の生活に身近なガラスの製造工程から、固体無機化学、表面化学、そしてゾルゲル化学を基盤としたガラス材料の最新研究の一端を判りやすくご紹介頂きました。

 講演終了後には、本学学生、そして企業技術者からの活発な質疑応答が行われ、ガラスという物質への関心の高さを実感しました。教員・学生にとって、現役の化学企業研究者から製品開発・生産技術に関して直接議論ができた非常に良い機会となりました。

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(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

[2018/11/13] サイエンスワールド

サイエンスワールド2018大盛況の内に終了しました

[2018/11/6] 受賞

高野 学さんが第33回中国四国地区高分子若手研究会で支部長賞を受賞

大学院創成科学研究科基盤科学系専攻物理学コース(博士前期課程)2年生の高野 学(こうの がく)さんの研究発表「超高速熱測定を用いたポリオキサミド結晶の結晶化・融解挙動」が「第33回中国四国地区高分子若手研究会」で支部長賞(口頭発表の部)を受賞しました。この賞は、研究会の学生の研究発表の中から優れたものに贈られる賞です。この度は口頭発表の部から1件、ポスター発表の部6件が選ばれました。口頭発表の部は各研究室とも「自信作」をエントリーします。すなわち口頭発表にエントリーする時点で選ばれた発表であるといえます。高野さんの発表はそのような優れた研究発表の中でも最も優れた発表として選ばれました。おめでとうございます。

[2018/10/23] 受賞

田中優稀さんがベストプレゼン賞を受賞

創成科学研究科・地球圏生命物質科学専攻・生物学コース修士課程2年生の田中優稀さん(祐村研究室)は,平成30年10月20,21日に山口大学大学会館で開催された日本細胞性粘菌学会例会で,ベストプレゼン賞を受賞しました。この賞は,今回行われた発表の中で特に優れた研究内容を発表した学生を表彰しています。田中優稀さんの発表演題は「細胞性粘菌におけるCytokinesis Dのメカニズム」で,今まで考えられてきたCytokinesis Dのメカニズムを検証し,新たな原理を提唱しました。新規性のある内容と説得力のある発表が審査委員から高く評価されました。おめでとうございます。

[2018/10/5] 受賞

森田萩乃さんが ICCC2018 in Sendai JapanにおいてBest Poster Awardを受賞

 創成科学研究科・理学系専攻・化学コースで修士課程1年の森田萩乃さん(指導教員:綱島亮准教授)が、2018年7月に開催された43rd International Conference on Coordination Chemistry(仙台)において、優秀な発表を行ったとして、Best Poster Awardを受賞しました。参加者が1500名規模の、世界中の錯体化学分野の研究者が集う大規模な国際会議です。

 受賞対象となった論文は「Structure and dielectric property of hydrogen bonding crystals of hexamethylenetetramine」です。「四面体」形状の分子が織りなす不思議な構造美は、水が示す様々な不思議の起源になっています(例えば、氷が水に浮く理由など)。今回の論文は、四面体形状の有機化合物のもつ構造美を、機能材料を造るヒントにしようと研究を進めた結果、強誘電性というコンデンサーや赤外線センサーに不可欠な機能材料が低コスト・低環境負荷・低毒性な物質で作製できることを見出した成果です。英語による発表で緊張した様子でしたが、修士1年生にもかかわらず立派な発表が行われていました。

[2018/10/5] 掲載

志賀美咲さんの研究成果がDalton Transactions 誌のBack Cover Articleに選出

創成科学研究科・理学系専攻・化学コースで修士課程2年の志賀美咲さん(指導教員:綱島亮准教授)の研究成果がDalton Transactions 誌(2018年47巻)のBack Cover Articleに選ばれました。また、志賀美咲さんは2018年9月に行われた平成30年度化学系学協会東北大会にて同研究を報告し、優秀な発表を行ったとしてポスター賞も受賞しました。

 論文タイトル:

Chemo-chromism in an orthogonal dabco-based Co(II) network assembled by methanol-coordination and hydrogen bond formation

著者:

Misaki Shiga,  Shogo Kawaguchi,  Masaru Fujibayashi,  Sadafumi Nishihara,  Katsuya Inoue,  Tomoyuki Akutagawa,  Shin-ichiro Noro,  Takayoshi Nakamura  and  Ryo Tsunashima, Dalton Trans., 2018, 47, 7656-7662.

概要: 

独自に開発した固体が、化合物との接触に応じて色が変わる現象(ケモクロミズム)を示すことを見出し、その原理と機構を分子スケールで解明することに成功しました。得られた知見は、さらに深化させることで、接触する化合物が微量でも検出できるような化学センサーや人工嗅覚・味覚などにつながるものです。尚、Back Coverは山口市内の瑠璃光寺をモデルにした挿絵で、山口に興味を持ってもらうためのきっかけになれば、との思いです。

[2018/10/3] 第3回理学部講演会

生物学特殊講義:植物オルガネラ学「細胞内共生の謎」

 2018年920日(木)に、東京大学大学院 総合文化研究科教授の佐藤直樹先生による第3回理学部講演会「細胞内共生の謎」が、理学部22番講義室で開催されました。佐藤先生のご講演の前半では、細胞内共生説に関連する研究の歴史的な経緯について、最も古い論文の記述からマーギュリスの「細胞内共生説」に至るまでを詳細に解説して頂きました。後半では、最新のゲノム情報を駆使した分子系統解析の結果や、ペプチドグリカン合成系、脂質合成系、DNA複製システムなどの研究成果より、葉緑体の細胞内共生説について改めて考察がなされました。講演会には理学部の学生・教員を中心に他学部からも多くの参加があり、約50名が講演を聴講しました。講演後には参加者から活発な質問がありました。多くの研究者や学生が興味関心を持つ、真核生物細胞の誕生の謎に関する最新の知見を学ぶことができた有意義な講演会でした。

三角修己

[2018/9/27] おもしろサイエンス

「石鍋の鉱物分析が照らし出す中世の社会生活」今岡 照喜 教授(地球圏システム)

[2018/9/27] 受賞

化学分野の大学院生、東裕貴さんが日本粘土学会学術振興賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(化学)修士課程1年の東裕貴さん〔指導教員:鈴木康孝准教授〕は、平成30年9月10日に早稲田大学で開催された一般社団法人日本粘土学会総会において学術振興賞を受賞しました。この賞は、日本粘土学会の学生会員が、海外で開催される国際学会で優れた発表を行ったときに授与されます。東さんが7月24日にイタリアのバーリで開催されたMMS2018(鉱物と材料科学の国際会議)で発表した成果が優秀と認められ、日本粘土学会の八田珠郎会長から賞状と奨学金が授与されました。 

発表題目:Direct Observation and Optical Manipulation of Exfoliated Niobate Nanosheets

[2018/3/14]中尾嘉宏さんがポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(物理)修士課程1年生の中尾嘉宏さんが、平成30年3月8日~9日に広島大学学士会館において開催されたThe 22nd Hiroshima International Symposium on Synchrotron Radiationにおいてポスター賞を受賞しました。中尾さんはHeパスを用いた液体の軟X線吸収分光装置の開発を行い、照射軟X線に対する試料と検出器の配置を工夫することで検出信号強度を増大させ、これまで困難と思われていた一般的な軟X線ビームラインでの液体試料の吸収スペクトル測定に成功しました。

この成果発表において多くの投票数を獲得し、ポスター賞を受賞されました。

おめでとうございました。

 

学会名:The 22nd Hiroshima International Symposium on Synchrotron Radiation

受賞者:中尾嘉宏(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:Development of an apparatus for soft X-ray absorption experiments of solid and liquid samples under atmospheric helium gas environment

[2018/3/6]吉村典子さんがポスター賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(物理)修士課程1年生の吉村典子さんが、平成29年10月18日~20日にイーグレひめじ(あいメッセホール)において開催された第40回溶液化学シンポジウムにおいてポスター賞を受賞しました。この賞は35歳以下のPDおよび学生のポスター発表者を対象に選考される賞です。吉村さんは軟X線を用いた溶液中の有機分子の電子状態観測を行い、照射光に2種類の偏光を用いた発光分光結果を解析することで、溶液の濃度変化に対する酢酸分子の構造変化を調べた研究発表において表彰されました。

おめでとうございました。

学会名: 第40回溶液化学シンポジウム

受賞者: 吉村典子(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:軟 X 線分光による酢酸/1-メチルイミダゾール混合液体の電子状態観測

[2018/2/23]藤野遼也さんが奨励賞(学生部門)を受賞

本学理学部生物・化学科生物学コース4年生の藤野遼也さん[指導教員:山中 明教授]は、2017年度の日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました。本賞は、学業優秀かつ、今後、農芸化学関連分野で活躍を期待される学部学生に対して贈られる賞です。藤野遼也さんは、卒業研究内容を本支部主催の学会で口頭発表され、今春からは林兼産業(株)(東証一部:食品;やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業協働機関に参画)の研究員としてその将来の活躍が期待されての受賞です。

[2018/1/10]物理・情報科学科の助廣沙知さん・平野あゆみさん、大学院創成科学研究科の金澤翔さんがVLBI懇談会シンポジウムにて学生優秀発表賞受賞

本学理学部物理・情報科学科4年生の助廣沙知さん、平野あゆみさん、大学院創成科学研究科(物理)修士課程2年生の金澤翔さんの3名が、平成29年12月22日〜23日に帝京科学大学において開催された2017年度VLBI懇談会シンポジウムにおいて学生優秀発表賞を受賞しました。

それぞれの講演では、助廣さんは大学連携VLBI観測網を用いた銀河系内のブラックホール候補天体の新たな観測計画について、平野さんは国立天文台VERAを用いたガンマ線を放射する巨大ブラックホール天体3C84の高頻度VLBIモニター観測の成果について、金澤さんは山口大学の新たな観測装置である山口第二望遠鏡(口径34m)に搭載する冷却受信機や周波数変換装置の開発について報告を行いました。
おめでとうございます。

 

    • 優秀ポスター発表賞
      • 山口大学理学部物理・情報科学科 助廣沙知
      • 題目: VLBI観測による銀河中心領域のブラックホールの探査

    • 優秀口頭発表賞
      • 山口大学大学院創成科学研究科 金澤翔
      • 発表題目: 山口第二電波望遠鏡に搭載する低雑音受信機の開発

  • 最優秀口頭発表賞
    • 山口大学理学部物理・情報科学科 平野あゆみ
    • 題目: GENJIによる電波銀河3C84の電波構造の変化とガンマ線活動の関係

[2017/12/8] 三角准教授らの共同研究グループがミトコンドリアの分裂増殖に必須なMDR1遺伝子を発見

生物化学科の三角修己准教授は、ヒューマンフロンティアサイエンスプログラムフェロー(研究当時)の吉田大和博士、本学農学部の松下一信特命教授、赤壁善彦教授、他研究グループと共に、単細胞紅藻シゾン(Cyanidioschyzon merolae)より、ミトコンドリア分裂リング(MDリング)の形成に必須な遺伝子mitochondrion-dividing ring 1(MDR1)と、この遺伝子がコードするグリコシルトランスフェラーゼ酵素を発見し、その研究成果を「米国科学アカデミー紀要」に発表しました。

 

ミトコンドリアは約20億年前に宿主細胞に共生したαプロテオ細菌を起源とすると考えられており、細胞内共生後、真核細胞内で分裂増殖を続けることによって現在まで受け継がれていますが、その分裂の仕組みは長らく不明でした。今回、共同研究グループは単細胞紅藻シゾンの分裂中のミトコンドリアからMDリングを単離して、その構成成分を解析し、MDリングが糖の繊維から出来ていることを明らかにしました。そしてMDリングがグリコシルトランスフェラーゼ酵素(MDR1)の働きによって合成されることを証明しました。MDリングを構成するポリグルカン繊維をダイナミン分子が滑動することによってMDリングの収縮が引き起こされ、ミトコンドリアが分裂するという分子機構が解明されました。本研究の成果はミトコンドリア誕生の謎を解く手がかりとなると共に、ミトコンドリアのダイナミクスと関連する疾患の理解にも貢献することが期待されます。

 

 

論文掲載Webページ

http://www.pnas.org/content/early/2017/11/21/1715008114.abstract

[2017/12/4] サイエンスワールド2017大盛況の内に終了しました

サイエンスワールド2017は、今年も大盛況のうちに終わりました。

沢山のご来場、ありがとうございました。

 

サイエンスワールド2017の報告は、こちらをご覧ください。

[2017/11/9] Nature Communications誌に武宮淳史准教授らの研究グループによる論文が掲載

九州大学大学院システム生命科学府博士後期課程の樋山麻美大学院生・日本学術振興会特別研究員(当時)、九州大学大学院理学研究院の島崎研一郎教授(当時)(現:九州大学名誉教授)、山口大学大学院創成科学研究科理学系学域の武宮淳史准教授、京都大学、名古屋大学遺伝子実験施設の多田安臣教授、岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の宗正晋太郎助教、村田芳行教授らの共同研究グループは、青色光と二酸化炭素に応答した気孔開閉運動を制御する分子機構の一端を明らかにしました。

本研究成果は11月3日オンライン国際科学誌「Nature Communications」に発表されました。

 

高等植物の葉の表皮には、一対の「孔辺細胞」と呼ばれる高度に分化した細胞からなる「気孔」という小孔が存在します。植物は気孔を開くことで、光合成に必要な二酸化炭素を吸収し、同時に蒸散により水を放出することで、土壌の栄養分を根から吸収するための駆動力を得ています。

光に応答して気孔が開くことは、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの息子であるフランシス・ダーウィンにより発見されました。その後の研究で、光のなかでも特に400〜500 nm付近の青色光が気孔開口に重要で、植物の光合成を増大することがわかりました。青色光とは反対に高濃度CO2は、気孔閉鎖を、低濃度CO2は開口を誘導することがわかっています。気孔開度は植物の生育に大きな影響を与えますので、大気中のCO2濃度の変動が、農作物に与える影響を理解し、その対策を考えるためにも、青色光とCO2による気孔開閉運動情報統御機構の解明が求められていました。

 

研究グループは青色光と二酸化炭素に応答した気孔開閉運動の制御シグナルに関わる新奇タンパク質リン酸化酵素を同定し、CBC(CONVERGENCE OF BLUE LIGHT and CO2)と命名しました。発見したCBCは青色光と低濃度CO2による気孔開口の増大を引き起こします。本研究成果は、変動する大気中の二酸化炭素濃度が農作物の生育に与える影響の理解に貢献します。また二酸化炭素の吸収効率を高めた農作物の開発技術への応用が期待されます。

 

発表論文はこちらからご確認いただけます

https://www.nature.com/articles/s41467-017-01237-5

[2017/11/06] 花木勇太さんが優秀発表賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(情報)修士課程1年の花木勇太さん〔指導教員:野崎隆之講師〕が、平成29年8月23日に電子情報通信学会情報理論とその応用サブソサイエティ学生優秀発表賞を受賞しました。この賞は、サブソサイエティに属する研究専門委員会が開催する研究会において優秀な発表を行なった学生を表彰しています。花木さんは平成29年7月13日~14日に千葉大学で開催された電子情報通信学会情報理論研究会における発表に対して、この賞を受けました。おめでとうございます。

 

◆電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ学生優秀発表賞

受賞者: 花木勇太(山口大学大学院創成科学研究科1年)

発表題目:シフト演算と排他的論理和を用いた消失訂正符号に対する

組織符号化

[2017/10/19] 田村友識さんらが日本応用地質学会のポスターセッションにおいて特別賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(地球圏)修士課程2年の田村友識さんらが、平成29年10月12日~13日に岡山理科大学で開催された日本応用地質学会研究発表会のポスターセッションにおいて特別賞(学生向け優秀賞)を受賞しました。詳細な現地地質調査に基づく研究内容が審査員に高く評価されました。おめでとうございます。

[2017/10/19] 須内寿男さんが日本応用地質学会において優秀ポスター賞を受賞

本学大学院理工学研究科(自然科学基盤系)博士後期課程大学院生の須内寿男(すのうちひさお)さんが、平成29年10月12日,13日に岡山理科大学で開催された日本応用地質学会平成29年度研究発表会において優秀ポスター賞を受賞しました。研究内容やポスターのわかりやすさ,質疑応答などが評価されました。

[2018/9/21] 第2回理学部講演会

第3回ジョイントセミナーが開催されました

 『境界領域計測から見えてくる新奇物性』と題した山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)と山口大学理学部 物質構造解析研究会(※2)のジョイントセミナーが2018年8月28日(火)山口大学理学部・14番講義室にて開催されました。

 70名を超える参加者(本学理学部、工学部、そして産学公連携センターの教職員、大学院生、学部生・近隣大学の教員、大学院生・近隣企業技術者)が本講演を聴講しました。講演終了後も活発な質疑応答が行われ、今回も好評のうちに終了致しました。

 特別講演2件【藤井健太先生(山口大学工学部・今年9月より本推進体メンバー)・貞包浩一朗先生(同志社大学)】と一般公演ポスター21件【近隣企業、他大学からの発表含む】が行われました。

 藤井先生には、固体と液体の界面近傍の“溶媒和”という化学的現象がリチウムイオン電池の性能にどのように関与し得るのか判り易くお話し頂きました。

 貞包先生には、光(電磁波)の干渉・回折・散乱などの様々な現象を用いて、コロイド・高分子・液晶・膜・ゲルなど、いわゆる“ソフトマター”と呼ばれる物質の複雑な幾何構造を明らかにしていく最新の研究成果について判り易くお話し頂きました。また実演を交えながらの講演して頂いたことで、聴講した全員が目の前で起こる光の現象に夢中になっていました。

 場所を移した第一学生食堂ボーノでの一般公演ポスター発表では、分析化学・有機化学・錯体化学・溶液化学・高分子化学・クラスター化学・構造有機化学・ソフトマター物理学などといった幅広い分野からの報告がありました。全ての発表において活発な質疑応答がなされており、和やかな雰囲気のなかで参加者同士の交流を深める良い機会になりました。

 今回のセミナーからの試みとして、優秀ポスター賞を新設しました。以下の2件の発表が受賞しました。おめでとうございます。今後、益々の研究の発展を期待しております。

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  • P11 吉武真理さん(山口大院創成科学(工)
    「多分岐高分子を利用した均一網目イオンゲルの架橋反応制御:電気二重層キャパシタ用ゲル電解質への応用」
  • P19 中尾嘉宏さん(山口大院創成科学(理)
    「大気圧ヘリウム雰囲気下での軟X
    線吸収分光測定装置の開発」



(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

(※2)山口大学理学部 物質構造解析研究会