ハイライト研究

理学部ハイライト研究・ステップアップ研究

理学部では学部の看板となる研究を「理学部ハイライト研究」として支援しています。

火星のオリンポス山における火山活動に関する研究

辻智大のグループ(地球科学分野)imaoka_1.jpg

最近、火星のオリンポス山では従来考えられていた時代よりも新しい時代に火成作用があったとする見解が示されました。これは火星の火成作用を考えるうえで重要な知見です。当グループは、オリンポス山の高解像度画像を用いて壁面の詳細観察および画像解析を行い、火山活動史の地質学的・地形学的解釈を試みています。

学校教育に活用することを目的としたスポーツ動作の多面的研究

sports_e.png坂井伸之(物理学分野)

従来のスポーツ科学では、「科学的研究」と「指導法研究」に関する研究は別々に行われ、それをつなぐ研究がありませんでした。本研究は、物理法則と単純なモデルによって理解を積み重ねる「理論研究」を軸に、実験によって検証し、誰もが基本技術を習得できるような指導法を構築する研究です。

ステップアップ研究

大学院生への研究支援事業です。採択された研究を紹介します。

立位姿勢制御の歩行運動における役割の解明

山根千佳 (生体情報システム研究室)imaoka_1.jpg

一般に安定した状態で姿勢を維持するには,身体の重心を支持基底面(両足の外周で囲まれた面)上におさめる必要がありますが,ヒトの体の大きさに対する支持基底面は非常に小さく重心位置が高いため,体幹のふらつきが起こりやすくなります。

Myosin dynamics during wound repair in Dictyostelium cells
(粘菌細胞の細胞膜損傷修復時のミオシンの動態)

Iimaoka_1.jpgstiaq Obaidi Tanvir (Applied molecular bioscience course)

Cells are always suffered from wounding from outside environments, but they can immediately repair the wound. Our final purpose of the research is to examine the molecular mechanism for the wound repair.

Separating the different components of stochastic gravitational-wave background 確率的背景重力波の異なる成分の分離

Zhen-Yuan Wu (宇宙・スポーツ理論物理学研究室)imaoka_1.jpg

重力波の発生源はさまざまです。2015年の初検出を皮切りに次々と検出されている重力波イベントは、全てブラックホールや中性子星の衝突によって放出されたものです。

初期宇宙における超巨大ブラックホールからのジェットに関する観測的研究

古谷庸介 (自然科学系専攻)imaoka_1.jpg

超巨大ブラックホールからジェットと呼ばれる亜光速に加速されたプラズマガスの噴出現象がしばしば観測されており、ブラックホール近傍(1光年以下)から銀河を超える規模(10万光年以上)まで広がることが知られています。

スパムメール分類のための辞書なし語の時間的変化特性について

天満誠也 (ネットワーク科学研究室)imaoka_1.jpg

ベイジアンフィルタをはじめとして,SVM や決定木などを用いたさまざまな高性能スパムメールフィルタリング手法が開発されている.しかし,完全フィルタリングには未だ至っていない.

深成岩体の成因と成長過程の精密解析

江島圭祐 (自然科学系専攻)imaoka_1.jpg

地下深部で固結した深成岩はマグマ発生の初期段階から固結時までの情報を蓄積した “マグマ溜まりの化石”と称されます.本研究は北部九州に分布する深成岩を対象に,マグマ発生から固結までのメカニズム(マグマの一生)を探求することを目標としています.

有限内部交換性をみたさないlifting加群について

柴田義大 (数物情報系科学コース)

実数上の有限次元ベクトル空間において、基底の取り換え可能性(以下、有限内部交換性とよぶ)は自然に成り立つ良い性質である。しかし係数集合を整数に制限した場合、この性質は成り立たないことがある。

Random Neighborhood Search for Solving Maxcut Problem

DHIDHI PAMBUDI(Graduate School of Sciences and Technology for Innovation)imaoka_1.jpg

The maximum cut (maxcut) can be applied into many real-world problems. The goal of maxcut is to partition the graph into two disjoint subsets of vertex such that the sum of the edge weights which cross the partition is as

Graph Convolutional Network を用いた心房細動再発予測システムの検討

宗像大輔 (情報科学コース)imaoka_1.jpg

心臓では電気信号が毎分 60 回程度発生し,心臓を拍動させている.しかし,この拍動リズムは心房細動により毎分 200?300 回に増加し血栓が形成され,脳梗塞の原因となる.

西南日本、白亜紀大規模火成活動と大陸地殻の進化の解明

児玉省吾 (自然科学系専攻)imaoka_1.jpg

地球の構成は卵の構造に似ており、殻は地殻に、その下の白身はマントルに例えられる。マントルに起源を持つ玄武岩マグマが地殻内深部で冷却・固化した岩石を斑レイ岩と呼び、大陸成長を促す基本的な物質と考えられている。

山陰ひずみ集中帯の地質学的調査の結果

田村友識 (大橋研究室)imaoka_1.jpg

ひずみ集中帯は,年間あたりの地殻移動量が大きな領域であり,内陸地震が頻発する領域として知られている.山陰ひずみ集中帯には,地形学的に検出された活断層は多くはないものの,これまで活断層が認定されていない地域で内陸地震が発生している.

“カレー”で”華麗”なポリアルコキシシラン樹脂用触媒の設計・開発: 天然物由来成分のクルクミノイド・金属キレート錯体

田中祥平 ( 安達研究室)imaoka_1.jpg

食欲をそそるカレーの黄色い色付けに、香辛料ターメリックは欠かせません。ターメリックはカレーだけでなく、昔からインド伝統医学「アーユルヴェーダ」などで使用されてきました。

理学部の過去の研究支援事業