元木 業人 Kazuhito MOTOGI

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元木 業人
Kazuhito MOTOGI

山口大学大学院創成科学研究科 講師

学域:理学系学域(物理学分野)

学科:物理・情報科学科

 

E-mail kmotogi@(@以下はyamaguchi-u.ac.jp)
Web Sites http://www.sci.yamaguchi-u.ac.jp/phy/astro/index.html
研究分野 宇宙物理学
主な研究内容 大質量星形成過程の観測的研究
国内外の電波干渉計を用いたジェット/アウトフロー及び降着円盤の詳細観測
大学望遠鏡を中心とした高時間分解能に基づく大質量原始星近傍環境の研究

研究紹介

誕生直後の宇宙には水素、ヘリウム、リチウムのわずか三種類の元素のみしか存在していませんでした。今現在この世界を形作っている100種類を超える原子/元素のほとんどは太陽質量の8倍を超える大質量星の恒星内核融合と超新星爆発によって生み出されてきたと考えられています。したがって「どのような重さの星が、どのような過程で、どのような数」生まれてくるのか?」を研究する星形成という学問は、我々の住まう地球、そして人類自身のルーツを探る基本的なパズルのピースであると言えます。
特に私はこれまで重たい星の赤ん坊(大質量原始星)の星周環境を世界中の電波干渉計(結合型干渉計およびVLBI)と呼ばれる高い視力の望遠鏡によって観測し、原始星が星間ガスの中でどのように成長しているのかを研究してきました。また機動力の高い大学所有の望遠鏡を用いることで原始星の活動性をモニターし、その変動をもとに現代の望遠鏡を持ってしても直接空間分解できない星の超近傍のダイナミクスを捉える研究も進めています。
今後は山口大学32m電波望遠鏡や山口干渉計といった自前の望遠鏡の自由度を最大限に生かしつつ、東アジアVLBI観測網やALMAなど国際的な観測装置へと研究を発展していきたいと考えています。