川村 正樹 Masaki KAWAMURA

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川村 正樹
Masaki KAWAMURA

山口大学大学院創成科学研究科 准教授

学域:理学系学域(情報科学分野)

学科:物理・情報科学科

 

E-mail m.kawamu@(@以下はyamaguchi-u.ac.jp)
Web Sites https://www.is.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~kawamura/Japanese/
研究分野 統計神経力学: ニューラルネットワーク(連想記憶モデル)
情報統計力学: 電子透かし、CDMAなどの数理モデル
主な研究内容 連想記憶モデルの統計力学的解析
電子透かしモデルのベイズ最適な復号方法と復号アルゴリズム

研究紹介

【電子透かしモデル】

デジタルコンテンツを保護する技術の1つに電子透かしがあります。これは画像や映像などのコンテンツに、知覚されない程度のわずかな変更を加えて、秘密のメッセージを埋め込む技術です(情報ハイディング技術とも言われます)。不正な利用者がコンテンツを加工して、電子透かしを壊そうとした場合でも、秘密のメッセージが読めることが求められます。そこで、攻撃を受けたコンテンツから、元のメッセージを抽出するアルゴリズムを考えています。場合によっては、元のコンテンツの修復(画像修復)も必要になります。推定結果をえるには、ベイズ推定を用います。ベイズ最適な復号には、とても計算量が必要になるので、準最適な結果が得られる復号アルゴリズムを考える必要があります。このような統計的手法を用いた理論的な研究をしています。

【連想記憶モデル】

神経細胞の数理モデルを用いた神経回路網をニューラルネットワークと言います。ニューラルネットワークの計算機シミュレーションを用いて、脳の情報処理のメカニズムを理解することを目指します。また、学習、記憶、認識の機能を用いて工学的な応用を行います。
脳は記憶情報をもとに情報処理をしています。そこで、ニューラルネットワークの中でも連想記憶モデルの振舞いを調べています。数理モデルを構築し、計算機シミュレーションをすると同時に、数学や物理学の手法を用いながら、理論的に振舞いを調べていきます。