2019年度

2020年1月14日

 令和2年となり初めての投稿です。今年も山口大学理学部を、そして、「理学部長のつぶやき」をよろしくお願いいたします。稚拙な文章ではありますが、頑張って記事を掲載させていただきますので、引き続きお付き合いいただければと思います。

 今年は暖冬と言われております。私は例年、年末にはスキーに出かけますが、雪は少なかったです。(201914日の理学部長のつぶやきもご参照ください。)ウィンタースポーツが大好きな私は、自分でするのも観戦するのも好きです。1998年の長野オリンピックは学生時代の友人夫妻からお誘いを受け、スキー男子スラロームを生観戦しました。世界トップの滑り、とても感激したのを今でも忘れることができません。一流を見ることはスポーツも研究もとても大切です。(どこかの記事に書いたかもしれません。)

 さて、数々あるウィンタースポーツの中でもスキージャンプは大好きです(ジャンプおたく)。小学生のときに見た札幌オリンピックの日本人の金銀銅独占に始まり、その後、長野オリンピックに向けて再び盛り上がり、その後もレジェンド葛西選手の銀メダル、そして昨シーズンは小林選手のワールドカップ総合優勝、(私の中では)例年とても盛り上がっています。

画像は札幌市の大倉山ジャンプ競技場です。(夏ですが。)いわゆるラージヒルのジャンプ競技場です。札幌オリンピックで使われましたが、その後も毎年のワールドカップの会場になります。札幌市を訪れ、時間があれば必ず寄ります。私自身スキージャンプはできません(特に最近は高いところが苦手)が、大倉山は私にとっては聖地のようなところです。スキージャンプ台は現地の気候等々を考慮され、競技が盛り上がるようにとても精密な設計によって建設されています。科学技術が結集されています。

 最近、スポーツ全般において道具の技術が結果に影響することはよく知られております。特にスキー競技はそれが顕著であり、スキー板の力学的特性、滑走面の材料特性、使用するワックスの特性等々が結果に強く影響します。すべて基礎科学の研究成果が役に立っているはずです。当然ではありますが、道具の性能だけでなく、それを完全に制御できる選手自身の技術が合わさってやっと勝つことにつながります。

話が変わりますが、今年のお正月の箱根駅伝で区間賞が続出しました。選手のレベルアップに新しく開発されたN社のランニングシューズが影響していると言われております。結果から、ランニングシューズの影響は明らかだと思います。トップクラスのところでは選手の技術のレベルアップと道具のレベルアップが相関しながら記録がどんどんと伸びていくようです。

 選手の技量についてもスポーツ科学の現場ではさまざまな革新的な方法での研究が進んでいるようですね。山口大学理学部においても物理学の基礎を使って、古くから伝わるスポーツの指導法について根本的に考えなおされている先生がおられます。とても面白い結果も出ているようです。

 いずれにせよ、道具の開発、選手の育成・強化ともに基礎科学の果たす役割は大きいようです。理学部で行っている研究は、すぐに役に立つかどうかはわからないような基礎研究が中心ですが、いつか未来に、どこかで、何らかの形で、我々人類の役に立つかもしれないものなのです。

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2019年12月24日

 師走ですね。この時期、大学では走るのは教員ばかりでなく、卒業・修了を間近に控えた学生も全力疾走中です。(余談:私は大学教員を長く務めておりますが、まだまだ「教師」の領域には到達できていないと自覚しております。)理学部の各研究室では、卒業論文の締め切り(2月中旬)まで2か月を切り、博士論文の審査が本格化し、修士論文の締め切りが1月末に迫り、卒業・修了を控えた学生にとっては追い込みの時期です。理系学部の場合は、論文のネタを集める研究には実験等を伴うものも多く、それには数か月かかるのが普通です。したがって、実際の論文の執筆開始もこの時期までずれ込む学生も多く、年末年始もお休み返上で頑張る学生も珍しくはありません。

 大学教員の重要な仕事に、学生の卒業論文や学位論文(博士論文・修士論文)の添削があります。卒業論文は私の研究室の場合は平均40-50ページ程度の分量であり、修士論文や博士論文は100ページを超えることもあります。学生にとってはこのような長い文章を書くことは生まれて初めての経験であり、ほぼ例外なく苦労します。そのような長い文章を読み、文章の組み立て、議論の内容、言葉使い等々の添削をするのは精神的にも肉体的にもかなりの重労働です。しかし、文章を書くことの重要性がよくわかっている私たちは、学生の将来のことを考えると手抜きはできません。論文指導は研究室での個別指導の重点的なものの1つと捉え、ある程度の時間を割きながら指導に励んでおります。

私は就職した企業で初めて書いた報告書(10ページ程度)を、当時の上司の方に4,5回添削をしていただいた経験があります。今になって考えると一応給料をもらっていたにもかかわらず添削を繰り返してもらうなど、とてもお恥ずかしい限りで、たいへん申し訳なく思います。ある程度の作文能力は大学で身に付けるべきです。学生の皆さんには論理展開が明確で読みやすい文章を書き、さらに自分の書いた文章を自らが推敲できるようになって社会に出てほしいと思います。

20191224-01.jpg 2月いっぱいで卒業論文や学位論文等は概ね終了する場合がほとんどですが、理系学部の学生は、論文の最終的な仕上げ、実験室や研究室の片づけ、後輩たちへの引き継ぎ等々もしなければなりません。手際よくさっさと済ませて3月初旬には社会に出る準備に取り掛かる学生がいる一方で、学生によっては3月中も研究室に出て学位授与式(卒業・修了式)ぎりぎりまで頑張る人もいるようです。人それぞれです。

 何はともあれ、卒業・修了を控えたほとんどの学生は、夏以降は正規の授業こそありませんが、大学で毎日研究に励む日々を送っております。各自、体調を崩さないように気を付けて、よい研究成果を残せるように頑張ってほしいと思います。4月からはみんな立派な社会人として活躍してくれると期待しております。就職先の企業等の皆様には温かく迎えていただきたいです。

2019年12月11日

 山口大学理学部のある吉田キャンパスは山口盆地内にあります。盆地内には大小の川が流れております。私の自宅も盆地内にありますが、休日には気分転換にジョギングをします。ジョギングをしながら春夏秋冬の景色を楽しみます。最近、「川の様相」がどんどんと変わっていることが気になっています。10年前まではそうでもありませんでした。しかし、10年前に川の上流で大規模な水害がありました。大きな被害がでました。そのとき真砂土の山が崩れて土砂が川に流れ込んだのでしょうか、土砂が徐々に下流に運ばれ、堆積していきます。堆積した土砂は1-2 m。川を浅くし、氾濫がおきやすくなります。さらにそれまでにはなかった植物がたくさん生えます(画像1)。それがまた土砂を堆積させ、さらに氾濫しやすくなります。したがって、ここ10年間に何度も大規模な浚渫工事が繰り返し行われます。(画像2)自然とうまく付き合いながら暮らしていく、自然の中で生きている人間にとって避けて通れないことです。

 重機が岸を掘り起こすと、そこには白鷺の好物があるのでしょう、じっと狙っております。私がカメラを構えると飛び立ちました。距離はかなり離れていたのですが、人の気配に敏感です。そこにも自然の不思議さを感じます。

20191211-01.jpg画像1 10年前頃まではこのような植物はあまり生えておらず、河原は小石だらけだったと思います。

20191211-02.jpg画像2 上流から運ばれてきた土砂が堆積し、氾濫のリスクが高まるので、最近では大規模な浚渫工事が繰り返されます。


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2019年11月28日

 秋の色がいっそうと濃くなり、冬がすぐそこまで来ている気配を感じます。私は週に3日以上は徒歩通勤。2.5 kmの道のりを約30分で歩きます。道中、四季の移り変わりを直接感じることができる田舎道です。ただし、県道なので通勤時間帯はたくさんの自動車が往来します。今朝も徒歩通勤でしたが、周囲の木々は紅葉がきれいでした。通勤の締めくくりは大学の農学部付属農場の中の一本道を通ります。道沿いの並木も黄色になり、すでに葉が落ちています。季節の移り変わりを毎日見ることのできる環境、とても満足です。私のように室内での作業中心の業務に携わっているものにとって外の自然を感じることは大切なことのように思います。

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 昨日は朝からとてもすがすがしい気持ちになった出来事がありました。通勤途中で小さな峠を通り抜けますが、山際から栗の木がせり出しています。この季節は歩道の上に毬栗が落ちています。

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 ふと気づくと、自転車で通勤途中と思われるスーツ姿の若い方が、自転車を降りて毬栗を2,3個拾って袋の中に入れておられました。最初はこんな場所の毬栗を拾って、何をするのかなあ、まさか食べるわけではあるまいと勝手な想像をしていました。

 その後歩いているうちに、さきほどの方は新人の学校の先生ではないかと思いはじめました。時間的にも学校の先生の通勤時間と一致しそうではあるし、スーツ姿であるし。きっと朝、教室で学校の子どもたちに、「秋が深まったね。」と切り出し、「通勤途中でこんなものが落ちていたよ。」と実際に毬栗の実物を見せ、栗の自然の姿を印象付けるという思いから、わざわざ忙しい通勤途中に毬栗を拾われているのではないか推測しました。その若い先生?の子どもたちに対する思いを感じ、なんとなくすがすがしい気持ちになれました。

 すべてオヤジの勝手な想像の世界です。まったく事実とは異なっているかもしれませんね。まあ、朝からすがすがしい気持ちになれたので得をしたような。実際に自分の目で見えるものは実際に観察してみること、自然科学の基本ですね。一つの信ぴょう性に欠ける想像から飛躍した話に展開してしまいましたが。。。

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2019年11月12日

 秋の様相が深くなってきました。学生たちも卒業論文、修士論文、博士論文の執筆に向けて気が張ってきている雰囲気が伝わってきます。大学はこれ以降があわただしくなります。私自身もいろいろな書類作成に奮闘する時期です。さて、そのような中、久しぶりに山中副学部長から記事をいただきました。


 令和1113日、お茶の水女子大学にて、女子中高生のための先端科学セミナー「おもしろい生き物の話」の講師を務めてきました。セミナーは2部構成で「チョウ」と「ギボシムシ」の対決となり、先行の「チョウ」を担当しました。女子中高生が対象なので、大学生対象の講義とは違う工夫を加えるにいたりました。楽しんでいただけたかな?


~ 蝶 と ギボシムシ ~

蝶々 蝶々~ 誰もが チョウを 知っている
ギボシムシ~ そんなムシ おったけ?

ひらひらっと飛ぶチョウ とりわけ 珍しくもない
ギボシムシって なに? 海にいる生き物らしい?!
きっと おもしろいに違いない

しゃあない タイトルだけでも 攻めてみた
「お茶大 COLLECTION FALL/WINTER 2019・SPRING/SUMMER 2020
-チョウの最新ファッションを読み解く-」

かたや 余裕のギボシムシ! 真っ向勝負のタイトルで 攻めてきた
「海の珍しい動物ギボシムシやムチョウウズムシ」

陸上生活のチョウ  海中生活のギボシムシ
同じ無脊椎動物 なんだけど ずいぶん違う ほんと違う

進化的に 対立する系統に位置する 生き物たち
前口動物・節足動物門のチョウ 後口動物・半索動物門のギボシムシ

知ってそうで 知り切れてない 生き物たち  
どんな 生き物でも まだまだ 知らない 秘密をもっている

生き物の話には 終わりがない 
どんなことでも ほんと 生き物は 面白い!


 関東一円から女子小中高生とその保護者が来場くださいました。生徒の皆さんはメモをとりつつ、真剣なまなざしで聴講し、セミナー後、女子生徒さんが盛んに質問等をしてくださいました。多くの女子生徒さんが、いろいろな生き物に興味をもって、将来、生き物のなぞ解きをしてくれそうな予感がしました。

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セミナーの様子

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使用したスライドの1枚-チョウのファッションショー

2019年11月5日

 1026日(土)は山口大学ホームカミングデーが開催されました。理学部からは、前の記事で紹介した「サイエンスワールド2019」を企画・開催しました。理学部はもう一つ行事を企画・開催しました。これまでに何度か紹介してきましたが「旧制山口高等学校100周年記念・山口大学文理学部(人文学部・理学部)70周年記念式典」です。山口大学文理学部は今から70年前の山口大学開学時に旧制山口高等学校を母体として発足しました。その後1978年に人文学部と理学部に分離され、今の理学部が誕生しました。その旧制山口高等学校が今年で発足100周年を迎えましたので、人文学部と理学部で記念式典を開催しました。

20191105_7.png式典の会場には旧制山口高等学校の旗と山口大学旗が並べて設置されました

 式典では100周年記念事業実行委員会の松野実行委員長(前学部長)、そして岡学長などさまざまな方の祝辞がありましたが、その中で旧制山口高等学校に在籍されていた映画監督の山田洋次さんのメッセージが読まれました。その内容は当時の教養教育の真髄を感じさせるとても感動的なものでした。さらにそれを受けて、高木人文学部長がスピーチをされましたが、その内容はとてもすばらしいものでした。私もご挨拶をさせていただきましたが、あとで自分の話した内容を振り返り、自分の未熟さを痛感しました。まだまだ修行が足らないようです。当時の旧制山口高等学校のライバル校であった旧制松山高等学校(現愛媛大学)の卒業生の方の祝辞も披露されましたが、その内容は当時の松山、山口の両市民の皆様が日本の将来を担うであろう旧制高等学校の学生たちをおおらかに温かく見守っておられた雰囲気が伝わってきました。

 さて、式典後は祝賀会が新しくできたFAVOという福利厚生施設で開催されました。旧制山口高等学校の発足から100年後に誕生したFAVOで祝賀会が開催されたことは、なんとなく感慨深く感じました。当日は旧制山口高等学校の卒業生数名がご高齢にもかかわらず全国各地から参加されました。みなさんとてもお元気で、祝賀会では当時の寮歌や応援歌などを数曲ご披露いただきました。そのうちの1曲は山田洋次監督の映画「母と暮らせば」の中のシーンで二宮和也さんが演じた主人公が歌った曲でした。大きな旗を振りながら歌うシーンを思い出しました。最後に私の両親よりもご年配の皆様といっしょに記念写真を撮っていただきました。私にとっては記念となる1枚になりそうです。

20191105-03.JPG祝賀会会場は今年山口大学吉田キャンパス内に新しくオープンしたFAVO

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旧制山口高等学校の卒業生も駆けつけてくださいました。
鴻南寮の寮歌や応援歌などをうたっていただきました。

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最後に旧制山口高等学校の卒業生の方々と記念写真をとっていただきました。

 

2019年10月28日

 今年も山口大学理学部サイエンスワールドを1028日(土)に山口大学吉田キャンパスで開催しました。来場者は1300名、今年も大勢の市民の皆様に来ていただきました。

 サイエンスワールドの朝、行事に関わる学生、教員、事務系職員全などスタッフが一堂に集まり、スタッフミーティングを行います。そこで私は学生たちに「お客様の視点にたって自分たちの動きを見て、気が付いたことはすぐにスタッフ間で共有し、修正しなければならないことはその場で修正することを心がけてください。」と伝えました。仕事の基本ですね。その後、実行委員長の堀准教授から諸連絡がありました。堀准教授と私は今から21年前の若かりし頃、お酒を飲んでいるときにこの企画を考えました。その後、実行委員として第1回のサイエンスワールドを開催しました。「もう21年も経過しましたね。」としんみり。今の学生たちがちょうど生まれたころですね。

20191028a.png今年もメイン会場は第1学生食堂「きらら」

20191028-03.JPG当日の朝は全スタッフを集めスタッフミーティング。
今年の実行委員長の堀准教授は21年前の第1回開催時も実行委員。

 当日は学生グループが自ら考えたサイエンスの面白い企画を主に子どもたちに見せます。今年も教育学部の学生さんたちが協力してくれました。さらに、当日は山口大学ホームカミングデーも開催だったため、農学部とのコラボもしました。今年はオープンしたばかりの福利厚生施設FAVOも会場として使いました。FAVOでは餅巻きなども行われました。キャンパス内は1日中多くの親子連れでにぎわっていました。子どもたちサイエンスの面白さを満喫してくれたと思いますし、学生たちもいろいろと学んだことでしょう。

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出し物はすべて学生たちが企画

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ミステリーツアーには魔女が案内してくれました

 

2019年10月15日

20191012-01.jpg2019年10月に新しくオープンしたFAVO

 以前の記事でお知らせしました山口大学の新しい福利厚生施設が2019101日(火)にオープンしました。「FAVO」という名前になりました。理学部1号館玄関の正面にあり、理学部の学生も利用しやすいところにあります。オープン以降、毎日学生を中心に賑わっています。運営する生協の方に聴いたところ、学生同士が語り合っているシーン、そして、教員と思われる人と複数の学生が語り合っているシーンが多くみられるようです。学生の利用は当然ですが、教員・事務系職員の利用も多いようで、今のところ「FAVO」のコンセプトにぴったりとか。留学生らしき人の利用も見られます。

 私はオープン前の内覧会にご招待いただきました。1階はカフェになっており、温かい弁当、ランチプレート、パスタ、焼き立てパン・サンドイッチ、コーヒー等のドリンク類などがあります。いわゆる「今風」です。私はパンとコーヒーを買って食べてみましたが、とても美味しかっです。コーヒーは山口県内産の豆を取り寄せているようで味も香りもレベルが高かったです。他に招待されていた学生や職員さんたちも満足そうでした。パンは少し多めに購入し、理学部の事務系職員さんにもお裾分けしましたが、好評でした。今現在、パンは焼きあがるとすぐに売り切れるほどの大人気だそうです。他に1階には売店と自由に使える交流スペースがあります。

 2階は本、文具などと、旅行、住まい、保険等々の生協カウンターがあります。木目調の内装がとてもよいです。さらにいろいろなアナウンスがすべて日本語と英語で併記されており、ダイバーシティ化が進んでおります。2階にはセミナースペースもあり、外部の人を招いてのセミナーやレクチャーにも利用できそうです。このような施設を有効に活用しながら、学生の成長のお手伝いができればと思います。卒業生からは「今の学生はいいですね。」という声が聞こえてきそうです。

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1階はカフェ(まだ仮のメニュープレートでした)

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焼き立てのパンもあります

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事務系職員も仕事の合間の休憩時間にパンなどを買っていくようです

 

2019年9月18日

 私は、休日のみではありますが、軽いジョギングをしています。約5 km30分程度で走り、その後、10-15分程度ウォーキングしています。気休め程度の距離と時間ですが、体と心の健康のためです。自宅近くを走ることもありますが、自宅から20 km離れたところにある実家近く(海辺)を走ることもあります。先日は久しぶりに実家近くの「きらら博記念公園(山口市)」を走りました。海辺の干拓地にある公園でトリムコースもあり、ジョギングにはとてもよい環境です。最近は毎年、大きな「夏フェス」が開催されることで有名です。

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きらら博記念公園(山口市)

 さて、若いころは感じなかったのですが、年を取るにしたがって自分の体に「異変」を感じることがあります。これは「若いころは異変がなかったから感じなかった」のではなく、若いころの異変は成長の証としてポジティブに受け止めるので、気にならなかったといった方がよいのでしょうか。年を取っていくにしたがって異変をネガティブに受け止めるケースが増え、人はそれが気になるのでしょう。とはいっても「異変」でしょうから、体調管理や健康維持の観点では気にした方がよいのでしょうね。私は基本的に小心者なので、何かの異変を感じると「何か病気の初期症状でないか」と心配になります。ネットで調べたり、たまに医師に相談したりして、大事でないことを知り、安心することも多いです。

 異変に気づくこと、いろいろなところで大切ですね。災害が起こる前兆、製造現場における何らかの異変、飛行機、自動車、電車、船等の走行中の異変、それらに気づくことは大きな被害や事故を防ぐことにつながります。自然科学の研究でも異変に気づくことはとても大切です。例えば、予想通りの実験結果や観測結果が得られた際も、詳細を解析してみるとそこには「異変」が含まれ、そこから新しい発見に至ることもあるかもしれません。実際に私の過去の経験では、学生さんが実験結果の異変に気づき、研究が思わぬ方向に展開したことがあります。もっとも気づいた学生本人にとっては「異変」ではなく、他の多くの実験結果同様、単に新しい実験結果だったようです。先入観をもたずに結果を眺めた結果、そのことに気がつくに至ったわけです。

 というわけで、自分の体の異変にはあまり気づきたくないものですが、自然の異変、身の回りの異変、(研究を含め)仕事の過程での異変には気づいた方がよいようです。

 話はかわりますが、次の画像は「竹のコースター」です。昨年、きらら博記念公園では「山口ゆめ花博」が開催され、そこで竹のコースターが設置されました。連日順番待ちの行列ができるほど大好評でした。その竹のコースターが1年ぶりに期間限定で復活するようです。すでに完成間近でした。おそらく1年前にはいろいろな不具合も見つかったことでしょう。この度はそれが修正され、より進化しているに違いありません。理学部の若手の先生方、大学院生と県からの依頼で少しだけお手伝いしたのを思い出します。(竹のコースターの走行速度は、自分たちが当初考えていたことではなく別のことが大きく支配していることが後でわかり、ばつが悪い思いをしたのも思い出します。)

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1年ぶりに復活した竹のコースター

2019年9月17日

 まだまだ暑い日が続いております。以前も申し上げましたが、私は年間の半分程度は2.5 kmの距離を徒歩で通勤しております。通勤の途中のほとんどは、川沿いの土手、山のふもと、峠など自然の中を通ります。通勤の最後は大学内に入ってからの農学部の付属農場で仕上げです。歩いているといろいろなことを考えます。途中の風景のこと、その日にしなければならない仕事のこと、学生さんから報告を受けた実験結果のこと等々。

20190917-1.jpg画像1

 画像1は農場内なのですが、この画像、目標物がないと実際の大きさがわかりにくくないでしょうか?植物が草の程度の高さなのか、森のの高い木なのかわかりにくいですね。植物の高さを想像してみてください。大雑把に見ると、草木が相似形に近い形をしているから大きさがわかりにくいのかもしれませんね。

何はともあれ、徒歩通勤中は頭があいておりますのでいろいろなことを考えます。これによって脳が活性化されるとよいのですが、はたして。ただ、考える時間を取れていることはいろいろな意味で私にはよいようです。

20190917-23.jpgどんぐり

 理学部の建物に近づくと、大きなどんぐりの木があります。すでにどんぐりの実がついていました。画像を撮影した9/2時点ではまだ緑色でした。まだ光合成の真っただ中なのでしょうか。エネルギーが必要なときには光合成をしてエネルギーを蓄えているのでしょう。そのうちに茶色に色を変え、目立たなくなるようです。鳥などから実を守るためでしょうか。自然のしくみというのはすごいですね。この緑のどんぐりもこの記事がアップされる頃には茶色になっていることでしょう。

 最後に、画像2は画像1の別のカットです。この植物は高さが2, 3mありました。私の記憶では、今までこの場所で見たことがありません。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの作品のようでした。

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画像2

2019年9月4日

 小中学校は夏休みも終わり2学期が始まりましたね。大学はまだ夏季休業中。後期授業の開始は101日。とはいっても私たち大学教員はいろいろな業務で多忙な日々を送っております。

 822~29日は短期留学生受け入れプログラム「サイエンス・サマープログラム」を実施しました。今年も30名の定員に対して中国,韓国,台湾から60名弱の申し込みがありました。その中から選ばれた29名が来日しました。

 初日はオリエンテーション,歓迎会,研究室訪問を行いました。理学部長の私は英語,評議員の増本教授が中国語,副学部長の山中先生が韓国語でスピーチをしました。私も最初の挨拶と最後の締めくくりの挨拶だけは中国語と韓国語を使いました。とはいっても「こんにちは。」と「ありがとうございました。」程度ではありますが。それぞれの国の言葉で挨拶をするとその国から来た留学生から歓声があがります。このような国際交流の場では、簡単な挨拶だけでも先方の国の言葉を使うことは大切ですね。私の英語でのスピーチはたいへん苦手なのですが、海外からの訪問者がある場合は、なるべくその国の言葉の挨拶をにわか勉強して使うようにしています。そのことにより、その後の雰囲気が和やかになり、コミュニケーションがとりやすくなります。増本教授の中国語のスピーチや山中教授の韓国語のスピーチのときには、私の挨拶のときは比較にならないほどの反響がありました。とても立派なご挨拶でした。内容は私にはさっぱりわかりませんでしたが。

 研究室訪問では私の研究室にも何名かの中国からの留学生が来てくれました。大学院生が英語で研究内容や実験設備の説明をしてくれました。

 留学生は、数学、物理学、情報科学、化学、生物学、地球科学のプログラムを体験しました。物理学では山口市内の電波望遠鏡の見学、生物学と地球科学のプログラムは秋吉台で行いました。土曜日は萩への観光ツアーもありました。秋吉台では美祢青嶺高校、萩では萩高校の生徒さんが英語でガイドをしてくれました。

 8日間のプログラムでしたが参加者はとても満足してくれたようです。

20190823-1.JPG理学部国際・地域連携室長の内野教授が福岡空港で
参加者のお出迎え

20190903-02.JPG歓迎会

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電波望遠鏡の見学とその帰りには国宝瑠璃光寺五重塔へ

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地球科学と生物学のプログラムでは秋吉台へ

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秋吉台では美祢青嶺高校の生徒さんがガイドをしてくれました

 

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土曜日は萩観光

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萩では萩高校の生徒さんがガイドを務め、名物「瓦そば」を作りました

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研究室訪問では大学院生が実験設備の説明をしてくれました

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最後は参加者全員に修了証書授与

2019年8月23日

 先日は、山口県立山口高等学校(県立山高)の同窓会に出席しました。私自身、県立山高の卒業生ですので、毎年、同窓会には参加しておりますが、この度は、以下の理由で山口大学理学部長として出席しました。県立山高は来年で創立150周年を迎える古い歴史ある高校です。

 以前の学部長のつぶやきで紹介しましたが、今年は山口大学人文学部と理学部の前身である旧制山口高等学校が創立されて100周年にあたります。この旧制山口高校の歴史をさかのぼると1815年に創立された「山口講堂」に行きつきます。詳しくはこちらをご参照ください。歴史をさかのぼる途中に「山口中学(1870年)」というのがありますが、実は県立山高の創立がこれにあたり、2020年(来年)で150年になります。したがって、山口大学理学部と県立山高は歴史をさかのぼると同じ学校であった時代があるわけです。

 さらに、山口大学が創立された当初、理学部の前身の文理学部は旧制山口高校の校舎を引き継ぐ形でスタートしました。旧制山口高等学校は、実は、今現在の県立山高(山口市糸米)の場所にありました。山口大学が創立された後で、県立山高と山口大学が諸事情でキャンパスを入れ替えました。そのため、現在の県立山高の敷地内には、旧制山口高校の講堂(今現在は県立山高が「記念館」として使用)等の旧制山口高校所縁のものが残っております。

 そのような事情があり、県立山高の卒業生の方々にも、県立山高と旧制山口高等学校・山口大学理学部との関係を知っていただき、山口大学理学部にも親しみをもっていただきたいということで、理学部長であり県立山高の卒業生でもある私が宣伝隊として県立山高の同窓会に出席しました。

 当日はお時間をいただき、ステージ上で宣伝のスピーチをさせていただきました。当日は理学部の小田事務長(県立山高の卒業生)と理学部予算管理係の伊本係長(県立山高の卒業生)にも同行いただき、いっしょにステージに立っていただきました。特に年配の同窓生を中心に熱心に話を聞いていただきました。スピーチ終了後には県立山高同窓会の二井会長(元県知事)と県立山高の栗林校長から「山大理学部、県立山高、いっしょに盛り上げていきましょう。」というお言葉もいただきました。ステージの背景が県立山高「記念館」(旧制山口高校講堂)のイラストでしたので話の内容にぴったりでした。

 当日、会場内には、県立山高の敷地内の旧制山口高校所縁のものの写真パネルを掲示していただきました。同窓会に出席された方々は興味深く観覧していただきました。

20190823-1.JPG県立山高「記念館」(旧制山口高校講堂)のイラスト前でスピーチをしました。向かって左は小田事務長、右は伊本係長。3人とも県立山高の卒業生

20190823-2.JPG会場内には県立山高敷地に残る旧制山口高校所縁のものの写真パネルを掲示していただきました。

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会場のステージの背景にも同窓会記念グッズにも県立山高
「記念館」(旧制山口高校講堂)のイラスト

2019年8月20日

 暑い日が続いておりますね。89日(土)は山口大学吉田キャンパスのオープンキャンパスでした。朝早くからたくさんの来場者がありました。理学部の企画にも来場者は1000人以上あったのではないかと思います。毎年ではありますが、電波天文学の研究室は太陽からの電波の観測のデモンストレーションを炎天下で実施。参加者は研究室の藤澤教授、新沼准教授、元木助教の話を興味深そうに聴いていました。猛暑の中での開催のためかお隣農学部は画像のような大型扇風機も登場。

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来場者に説明をする電波天文学研究室     
大型の扇風機も登場     

 今年は学部や学科紹介パネルを新調しました。出来上がったのはほぼ前日でしたが、とてもよいパネルが出来上がりました。「この人」という本学部の教員の研究紹介パネルもあります。来場者には時間をかけてみていただきました。このパネルは本学部の関係する外部の行事でも展示する予定です。どこかで皆様も目にされるかもしれません。よろしくお願いします。それ以外のときは理学部のエントランス近くの廊下に展示しております。機会あればご覧ください。「この人」は、今後は定期的に別の教員のものと入れ替える予定です。

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理学部や学科紹介パネルも新調

 理学部玄関の前には新しい福利厚生施設もほぼ完成。来年のオープンキャンパスではフル稼働のことでしょう。今年10月にはグランドオープンです。

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完成間近の新しい福利厚生施設

2019年7月26日

 学部長つぶやき、多忙のため投稿が鈍っている私を見るにみかねて、山中副学部長から素敵なポエムが届きました。最後には「ぼやき」が。。。。。


 台風5号が去り、梅雨明けが発表されつつある日本列島。
 知り合いの研究者から届いたむしの絵本を事務員さんに。後日、素敵な絵のお返しが届きました。


絵本にしちゃおう!

ちょうちょ ひらひら  おてんとさま に ごあいさつ

ありさん さがしの テントウムシ  あまいごちそう どこかいな?

かぶとむし と くわがたむし  さいきょうコンビ の だいこうしん~

みんな なかよし

おひさま もちろん にっこにこ!

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毎月の つぶやき報告 きっちりと

ぼやき不定期 のーてんき   

2019年7月25日

 山口大学理学部1号館(吉田キャンパス)の玄関前に新しい福利厚生施設が建設されております。ようやくその姿が明らかになってきました。ダークグレーを基調とした落ちつた色で、緑の中にうまく溶け込みそうです。デザインは多少斬新です。(まだ工事用のフェンスがあるのでよくわかりませんが。)

 この建物のデザインは非対称な形ですね。昔は、「対称性の高い形」をした敷地(例えば長方形)に「対称性の高い形状」(例えば直方体)の建物が建てられていることが多かったように思えます。この建物は対称性という観点でいえばひどく非対称なデザインですね。周りの自然との調和を考えているのでしょうか。あるいは他の事情で実はこの形が最も効率的な使い方かのかもしれませんね。何か理由があるのでしょう。

 この建物はちょうど、お隣の農学部、附属図書館、そして理学部の玄関前に位置し、とても便利なところにあります。1階は軽食・スナック・カフェ、2階は旅行、書籍、学び、留学生用のカウンターなどになる予定だそうです。海外からの留学生と日本人学生が一堂に集まって交流するスペースになりそうです。後期開始の10月にオープン予定です。1026日(土)には理学部サイエンスワールドや山口大学ホームカミングデーがキャンパス内で開催されます。そのときにはこの新しい施設もご利用になれますので、是非お越しください。

 ちなみに山口大学のキャンパスは本年7月1日より、全面禁煙となっております。キャンパス内で喫煙できる場所はありません。ご協力をお願いいたします。

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2019年7月24日

 629日(土)は毎年恒例の理学部後援会の役員会・懇談会を開催しました。後援会の会員は学生の保護者の方々です。後援会では保護者の皆様方にご協力いただきながら、学生の修学や教育のためにさまざまな事業を展開しております。保護者と我々教員が連携して学生の成長・自立のお手伝いをします。役員会では1年間の事業報告をしたり新しい事業について協議したりします。懇談会では理学部の現状や学生生活について報告したり保護者の方々からの意見をお聞きしたりします。

 役員会ではいろいろなご意見をいただきました。懇談会では、まず白神会長からのご挨拶の後、理学部長から理学部のこの1年の報告をさせていただきました。その後、数理科学科3年生の河井 亮さんと創成科学研究科博士前期課程基盤科学系専攻1年生の島名祐樹さんが学生生活の紹介をしてくれました。学科や学年が異なると大学生活も大きく異なりますが、それをうまく説明してくれました。理学部全体の懇談会の後には、各学科・コースに分かれての懇談会がありました。そこでは個別相談も受けさせていただきました。

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役員会の様子           
  懇談会でご挨拶される白神会長

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懇談会で学生生活の紹介をする河井さん(左:数理科学科3年生)と
島名さん(右:大学院基盤科学系専攻1年生)。

 懇談会の後は懇親会が開催されました。毎年多くの保護者の方に参加いただき、教員や事務系職員との意見交換や相談をさせていただいております。学生生活、大学院進学や就職、その他いろいろな話で盛り上がります。保護者と教員・事務系職員、学生の成長・自立のためにとてもよい連携関係ができております。

懇親会にはわざわざ他県から参加される方々も多く、せっかくの機会ですので、最近全国区になりつつある山口の地酒のラインアップを揃えて保護者をお迎えします。この企画は毎年好評で、「山口の地酒が楽しみで今年も参加した。」嬉しいことを言ってくださる方もおられるようです。そのうち学生の話や大学の話はそっちのけで、保護者と教員がそれぞれの話で盛り上がる場面も見られました。学生自身はこのような席には決して同席したくはないでしょうね。今年も大盛況のうち、無事に会を終えることができました。

現代の大学には将来を不安に思っている学生、さまざまな問題を抱えている学生もおります。大学についての保護者の関心も高まっています。保護者の方々にご協力いただきながら学生の将来のために努力したいと思います。

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懇親会の様子

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今年もご準備いたしました山口の地酒ラインアップ

2019年6月25日

 617日(月)は理学部でキャンパスクリーン作戦を展開しました。毎年2回、理学部の教員、事務系職員、そして4年生以上の学生の皆さんが一同に理学部の建物の周りの排水溝の掃除、草取り、ごみ拾いをします。

 私は今年、排水溝に溜まった土砂やゴミをかき出しました。梅雨時期は雨水がうまく排水されないと道路が水浸しになってしまいます。定期的に排水溝の掃除をする必要があります。研究室の学生さん二人といっしょに作業をしましたが、二人はこのような作業の経験がなかったようで、道具を今ひとつうまく使えません。経験豊富?な私がやり方を教えると二人の作業スピードがアップしました。学生の皆さんからは高い授業料をいただいているので、物理学から排水溝の掃除の仕方まで手厚く指導します。

 今年も多くの学生さんが作業に出てくれました。他学部に比較して理学部の学生の皆さんの参加率は圧倒的に高いです。そのおかげで、理学部の周辺は清掃前と比べると見違えるほどきれいになりました。たくさんの草やゴミが集まりましたが、作業終了後はみんなでそれを眺めて達成感に浸っておりました。

 多くの学生が参加して日頃使っている学部の周辺をみんなできれいにしようとするこの理学部の雰囲気、現代の日本でだんだんと失われているような気がします。この雰囲気をいつまでも維持し続けたいと思います。

20190625-1.JPG研究室の大学院生の岡村君といっ
しょに排水溝の清掃をしました

20190625-4.png多くの理学部の学生さんたちがキャンパスクリーン
作戦に協力してくれ、草ぼうぼうのところもあった
理学部周辺はとてもきれいになりました。

2019年6月19日

 615日(土)・16日(日)は恒例の「やまぐちサイエンス・キャンプ」(山口県主催)が山口大学理学部と山口県セミナーパークで開催されました。この行事は、山口県内の高校性と高校の先生方が参加します。理学部では物理、化学、生物、地学の4つの講座、県セミナーパークでは数学の講座が開講されました。講師は理学部の教員が、アシスタントは本学部の大学院生が務めます。今年は過去最大の参加者数(約90名)となりました。

 私は理学部で行われた開会行事で挨拶をさせていただきました。興味をもって話を聴いてくれる高校生の突き刺さるような視線に圧倒されそうでした。その後、講師を務める本学部教員を参加者にご紹介いただきました。

地学の講座はバスで秋吉台まで移動し、巡検を行いました。物理学、化学、生物学の講座では、講師の説明後、大学の設備を使った実験を行いました。私も見学させていただきましたが、高校生のポジティブに学ぼうとする態度に驚きました。

 夜は参加者全員がセミナーパークに移動しました。その後、あるテーマについてグループで議論する「サイエンスナイト」が開催されました。サイエンス・キャンプの参加者はセミナーパークに合宿します。二人一部屋の部屋に宿泊するようですが、他校の生徒同士が同室になるようにされており、異なる高校同士の生徒が交流できるようにしてあります。例年二日目は互いに知り合いになった生徒同士、盛んにコミュニケーションを取り合って姿が見られますが、今年もそのような光景があちこちで見られました。

 やまぐちサイエンス・キャンプは参加した高校生や高校の先生方にはたいへん好評のようです。サイエンス・キャンプが高校生の先端科学に対する興味を強くするきっかけとなっていることは間違いありません。参加者の中には高校卒業後に山口大学理学部に入学してくれる人もいます。今後も山口県や高等学校と連携し、地域の科学技術人材育成に貢献したいと思います。

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20190617-2.jpg開会行事で参加者に紹介される理学部教員


20190617-3.jpg物理学の講座のようす

20190617-4.jpg生物学の講座のようす

20190617-5.jpg化学の講座のようす

2019年6月17日

 先日は、「旧制山口高等学校100周年記念事業」に関する報告のため、現在の山口県立山口高等学校を前理学部長の松野先生と一緒に訪問しました。旧制の山口高校は現在の山口大学人文学部・理学部の前身です。旧制山口高校は30年継続し、その後、新制山口大学に引き継がれたので今年は山口大学理学部70周年となります。

 なぜ、旧制山口高校関連の報告に現在の県立山口高校に行ったかを説明します。旧制山口高等学校(現在の山口大学人文学部・理学部)は当初、現在の県立山口高等学校(山口市糸米)にありました。旧制山口高校が新制山口大学文理学部になり、その後1954年に山口市の後河原に移転するまでは、現在の県立山口高校の敷地にあったわけです。(県立山口高校は山口大学が後河原に移転直後に現在の場所に移転しました。要するに両校が校舎を交換したわけです。)したがって、現在の県立山口高校の敷地には旧制山口高等学校時代のものが多く残っております。その中でも有名なのは、現在の県立山口高校でも「記念館」として利用されている旧制山口高校の講堂(写真)があります。文化財に指定されております。現在は県立山口高校の管弦楽部の練習の場として使われています。その他、旧制山口高校50周年を記念して作られた「あゝ青春乱舞の地」の石碑、正門横の柵の跡、開校50周年、70周年記念樹、野球部全国制覇記念碑(昭和15年)等もあります(写真)。

 以上のように旧制山口高校(現山口大学)と県立山口高校はご縁があるわけです。ご縁はそれだけではありません。実はこの2つの学校は過去に同じ学校であったことがあります。県立山口高校は1870年に創立された山口中学(来年150周年)が前身であり、その後現在の山口高等学校となりました。一方で旧制山口高校(旧旧山高)は、その山口中学から分離して創立され、一旦、廃校・中断になりましたが、その後、旧制山口高等学校として復活し、現在の山口大学となりました。要に歴史的には同じ学校だった時期があるわけです。このようなご縁があるので、この度の旧制山口高校100周年記念事業の中で、それを後世に伝えていこうということになり、ご説明に山口高校へうかがいました。

 実は松野前理学部長と現理学部長の私は県立山口高校の卒業生です。高校生のときは記念館(旧制山口高校講堂)を実際に使っておりました。この度、校長先生がわざわざ中を見せてくださいました。懐かしさと同時に、とても歴史のある重厚な建物であることを再認識しました。せっかくの機会でしたので、記念に現在の県立山口高校の「至誠剛健」の石碑の前で記念写真を撮影しました。さらに、私が卒業したときの記念樹もみつけ記念撮影してもらいました。

 以上のことは8月に開催される県立山口高校の同窓会でも県立山口高校の卒業生の皆様にご紹介いただくことになっております。

20190617-1.jpg旧制山口高校講堂(現県立山口高校「記念館」)

20190617-2.jpg正門横の柵の跡


20190617-3.jpg「あゝ青春乱舞の地」の碑(50周年記念)

20190617-4.jpg野球日全国大会制覇(昭和15年)記念碑


20190617-5.jpg県立山口高校「至誠剛健」の石碑の前で
(右:松野前理学部長、左:野崎)

20190617-6.jpg野崎が県立山口高校卒業のときの記念樹

2019年6月10日

 恒例の「第8回理学部町杯ソフトボール大会」を68日(土)に開催しました。1週間前の天気予報では雨予報。スタッフ一同先週の月曜日頃はあきらめ気味でした。私は昨年同様、遠足当日の子どものように朝早く目が覚めました。自称「晴れ男」の前理学部長が夢に出てきました。そのあたりの事情は昨年の「学部長のつぶやき」をご覧ください。

 今年は開催日を例年よりも少し前倒しにしました。これが吉と出るか凶と出るか少し心配でした。前日の金曜日は警報が出るほどの大雨でしたが、当日は朝まで残った雨もあがり、無事開催することができました。これで6年連続雨天中止なしです。

数理科学、物理学、化学、生物学、地球科学、情報科学に、事務職員さんのチームを加え7チームが出場しました。応援の方々も加えると総勢150名を超える方々に参加いただきました。教員はそれぞれ所属する学科のチームに参加しました。

 私は例年選手不足の事務職員さんのチームに混ざりました。他部局から若手職員さんが助っ人できてくれたので、私は監督役に徹することができました。1試合目は化学チームと対戦。僅差で勝利。私も最後の2回は4番セカンドで出場。打てばヒット1本、守ればダブルプレーにも絡み最後のアウトもセカンドゴロで締めました。上出来です。2試合目は昨年優勝の地球科学チームと対戦し、残念ながら逆転負け。決勝戦進出を逃しました。3位決定戦は私のもともとの所属である物理チームと対戦しましたがサヨナラ負けでした。7チーム中4位に終わりました。

20190409-1.JPG7チーム応援を含め150名を超える方々に参加いただきました

20190409-2.JPG開会式での主催者挨拶

20190409-3.JPGさわやかなプレーの山中副学部長

 この手の行事の挨拶では、必ず「皆さん怪我をしないように準備運動をよくして、今日一日楽しみましょう。」という一言を入れます。皆さんもこの手の行事ではよく聞かれることと思います。特に、日頃運動をあまりしない人は要注意ですね。そのような中、私たち事務職員チームで悲劇が。一塁にイチロー選手のような華麗な内野安打で出塁した40歳代の方が、帰塁中に足を痛められました。偶然にも応援に来られていた本学保健管理センターのスタッフの方がシップ薬を携帯されておりました。その方のコメントは「運動する前には十分に準備運動をしましょう。関節等はよく伸ばして。」ということでした。結局怪我はたいしたこともなくよかったです。

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足を痛めてしまった選手にシップ薬を差し出す保健管理センタースタッフ

 優勝したのは山中副学部長率いる生物チーム。初優勝でした。生物チームは例年になく守りが堅いチームでした。毎年、メンバー同士のコミュニケーションがよくとれ、じっくり守ることができるチームが優勝しているような気がします。「根本に立ち返ってじっくりと考える能力を身につける」こと、理学部が目指す教育に通じるところがありそうです。

 学生、教員、事務職員さんが一同に集って楽しみながら汗を流した一日でした。最後は定番の交流会。交流会では私は当然「スタメン」。いよいよ出番です。交流会から参加する方もあり、遅くまで盛り上がっていました。

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学生に混ざって元気にプレーする教員の皆さん。長靴でプレーしているのは地球科学の若手教員。
日頃フィールドワークで使う長靴が最もしっくりくるそうです。

20190409-3.JPG多くの事務職員さんも参加してくださいました。
中には今はお隣広島県の某市の職員に転職された方もわざわざ駆けつけて参加してくださいました。

20190409-3.JPG結局、優勝は山中副学部長が率いる生物チーム。初優勝でした。
山中先生を中心に大喜びの生物の方々。優勝トロフィーはベテラン宮川先生に贈呈。

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最後は交流会で締めくくり。夜遅くまで盛り上がりました。