2019年5月27日

 先週末は愛媛県松山市へ出張でした。愛媛県は山口県と瀬戸内海を隔てたお隣の県ですが、海を渡る必要がありますので結構時間がかかります。急ぐときは新幹線で広島に移動し、広島港(宇品港)からスーパージェット(高速船)で松山市に渡る方法で移動します。それでも松山市内までは3時間かかります。

20190527-1.JPG広島港(宇品港)の案内板

20190527-2.JPG高速船スーパージェット(広島-松山間約1時間)

 松山市では「第35回国立大学法人17大学理学部長会議」に参加しました。(来年度からは大分大学理工学部が加わり18大学になります。)この会議には東京大学や京都大学などの旧帝大や広島大学等は参加しません。参加大学は旧制高等学校を前身とする地方大学中心です。

 会議では国立大学の理学部の抱えている共通の課題について、各大学の取組み例の報告などをします。どの大学も同じような取組みをしていることが多いのですが、ときどき独創的な取組みをしている大学もあり参考になります。地方大学といえどもその環境は大きく異なります。山口大学は広島市、北九州市、福岡市の3つの政令指定都市と新幹線で40分以内のところにあります。(厳密には新山口駅からもう少し時間がかかりますが。)さらには山口県内には人口10万人の都市が散在しています。理学部の山口県内出身者は約20%台と少ないです。一方で愛媛県も人口は山口県とほぼ同じ144万ですが、新幹線もなく人口の多い都市との行き来は容易ではありません。松山市の人口は50万人以上で県内の人口がかなり集中しています。地方国立大学は同じ地方であっても大学の場所が異なれば学生の考え方や希望、卒業後の動向などが異なり、諸課題に対する取組み方にも違いが出ています。その大学に似合ったやり方を模索することになります。

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 会議は道後温泉のホテルで開催されました。夜の情報交換会では「能」の一部を見ました。昨年は島根大学主催で松江市開催でしたが安来節が披露されました。地方への出張はその土地のものを見ることができるので楽しみです。この度は愛媛県の名産品グッズもいただきました。

20190527-4.JPG道後温泉本館(耐震工事中)

20190527-7.JPG愛媛県の名産品グッズ

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能のさわりを見ることができました

 9月には中国四国地区の国立大学理学部長会議を岡山市が開催されます。山口大学理学部が当番大学です。山口市開催ではありませんが、それなりのおもてなしをしたいと思います。もちろん会議の方も充実したものとなることを目指します。

 松山市は道後温泉や松山城もあり、あの夏目漱石の「坊ちゃん」ゆかりの地。とても暮らしやすそうな私の好きな街の一つです。愛媛大学は市内電車網の張り巡らされた市街地の中心部にあり、道後温泉も歩いてすぐのところにあります。便利でうらやましい限りです。

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ホテルから眺めた松山市内