2020年1月31日

 令和2年(2020年)もあと11か月となってしまいました。1月-3月、大学では、学生さんの卒業へ向けての論文指導、入試、来年度の新入生受け入れの準備等であわただしい時期です。1か月がとても短く感じます。
 そのような多忙な中、先日は所用で島根県浜田市に出かけました。行った先でも学生さんの作った研究結果のレジメ等をチェックし、コメントを送るような状況でした。日本中どこに行ってもネットがつながるのは便利ではありますが、働き方改革にはよくないかもいしれません。結局大切なのは、自己管理能力ですね。さて、せっかくですので、日本海を望む海岸に出てみました。仕事をしているのがばかばかしくなるほどのよい景色でした。

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島根県浜田市の「アクアス」と日本海の海岸

 学生さんの研究指導は高等教育の集大成であり、中等教育までには(高等学校までの教育までには)ないものです。社会に出るために必要な能力を身に付ける上で非常に大きな効果があります。学生さん自身も人生で初めての大仕事をするわけですので、私たち教員も学生に向き合い、真っ向勝負の指導をします。そのような中、とてもうれしいことがありました。大学院生1名と4年2名と食事をしていたとき、大学院の2年生から「今、研究がとても楽しいことがわかりました。」と聞かされました。さらに4年生からも「研究がとても楽しい!」といった言葉が。このような言葉は学生さんが修士論文や卒業論文を書き上げたときによく聞かれる言葉です。修士論文や卒業論文のための研究という「大仕事」の経験を通して最終的に研究を面白いと感じるようになるのでしょう。その言葉を聞いたときには、地道に研究指導をしていてよかった、この仕事をしていてよかったと思います。おそらくほとんどの大学教員は、最初は自身が「研究を続けたい」という理由で大学教員を目指す人が多いともいます。しかし、この仕事をやってみると学生さんが研究室にいる間に成長し、卒業して社会人としてしっかりと社会に貢献している姿を見る喜びを知ります。とてもうれしく思います。
 先日は、修士論文を作成するのにとても忙しい大学院生が、わざわざ私の誕生日を祝ってくれました。忙しい中、そのような気遣いをしてくれた大学院生たちに感謝するとともに、彼らが4月から立派な社会人として活躍してくれることを確信しました。

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大学院生二人と私(中央)。一旦帰宅後、忘れ物を取りに研究室に出た際にサプライズ。