山 口 大 学 |
近 着 ニ ュ ー ス |
理 学 部 |
| タイ王国,チュラロンコーン大学訪問 地球圏システム科学科 鎌田祥仁 |
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このたび,理学部における国際化推進事業の一環として,タイ王国チュラロンコーン大学地質学科を訪問し,研究交流会を行うとともに,共同野外調査を行ってきました.期間は1月9日〜1月19日で,参加者は山口大学理学部地球圏システム科学科4年の加藤京都と筆者です.共同野外調査をはじめ,研究打ち合わせや交流会のセッティングなど,終始お世話いただいたチュラロンコーン大学地質学科のThasinee Charoentitirat博士と学部学生のLimruk Seraneeさんに感謝申し上げます. Thasinee Charoentitirat博士は,タイ国をはじめ日本を含めた東南アジアにおいて,中・古生代有孔虫化石を生層序および古生物地理の見地から研究されており,特にタイ王国内に分布する石灰岩相の研究から,同国の地体構造区分とその形成発達史に関する研究分野に貢献されています. 2000年以来,タイ王国と日本を中心に,東南アジアおよび東アジアの地質構造発達史の解明を目的とし,他大学や研究機関の研究者達とも協力して調査・研究を行っています.今回もタイ王国中部に分布するかつての古海洋(Paleo-tethys:パレオテーチス)の堆積物の観察と試料採取を行い,アジア地塊群の間にあった古海洋が,どのような海だったのか?それは日本列島の形成とどのように関わったのか?など,いろいろと意見交換を行うことができました.学生2人も,全く同じ地域(タイ王国東部)で卒業研究をしており,お互いの進捗状況の話はもちろん,情報・データ交換も行われていました.協働しての野外調査・研究はもちろん,学生同士の情報交換・交流の意味でも,私たちにとって大変有意義な訪問となりました. 講演題目:Oceanic Plate Stratigraphy in Thailand and Japan(タイ王国および日本における海洋プレート層序) |
![]() 写真1:研究交流会後の記念撮影.チュラロンコーン大学地質学科の講義室にて. 右から2人目がThasinee Charoentitirat博士.左から5人目がLimruk Seranee さん. |
![]() 写真2:タイ王国中部での共同野外調査の様子.ジャングルに露出する岩石の調査・採取を行うこともある. |
![]() 写真3:鍾乳洞が発達する石灰岩.左には横になっている仏像(スリーピングブッダ). 石灰岩が露出する場所はお寺になっていることが多く,調査中も20以上のお寺を巡ることになった. |