研究内容


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研究内容

我々の研究グループは, 物性理論の分野(その中でも特に超伝導・超流動)で仕事をしています。 現在興味を持つて研究しているのは, 主に次の二つです。

  1. 超伝導金属と常伝導金属を接合すると, その界面を通し超伝導から常伝導に クーパー対が流れ出し常伝導金属も超伝導の性質を示し出す。 この様子は界面の性質や金属中の不純物の存在に大きく影響される。 さらに,超伝導−常伝導接合系に磁場をかけたときの常伝導側や界面付近の電磁応答も界面や 不純物に大きく影響される。 クーパー対の対称性が違う超伝導体同士を接合したとき接合界面を通して流れる電流の性質, 界面付近の超伝導の様子も同様である。 これら非一様超伝導体を舞台とする現象を理論的に解明する為, 準古典的グリーン関数法を用い, 不純物の影響や界面の性質を理論の中に取り込む枠組みを考えながら, 各々の現象の解明を急いでいる。
  2. 3He 液体は, 極低温で異方的クーパー対を持つ超流動状態に相転移する。 クーパー対の内部自由度は豊富であり異方性とともにスピン自由度も持っている。 例えば, 間隔が1ミクロン程度の隙間にいれるとクーパー対の異方的を反映し, 隙間の壁付近のクーパー対が壊れたり, 対称性の異なる超流動状態へ相転移したりする。 また, 超音波吸収曲線にもクーパー対の内部自由度に関わる吸収ピークが種々現れ バラエティに富んだ様相を呈している。 以上のように, クーパー対の内部自由度と関連して現れる超流動 3He の現象に 注目しその解明に取り組んでいる。

主な原著論文

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四年生の卒論テーマ

卒業研究では, 主に固体・液体の物理的な性質を理論的に研究しています。 これまで取り上げられたテーマは, 経路積分法による量子力学, 超伝導の熱力学的性質, 強磁性体のスピン波, 計算機シミュレーション などです。



修士論文のテーマ

修士論文は, この研究室で主に研究している超伝導・超流動の分野からテーマを選びます。 最近のテーマは次の様でした。

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