学科コースのご案内

物理・情報科学科

 物理・情報科学科は、履修コース制が採用されています。2年生前期までに共通教育科目と物理学や情報科学の各分野の基礎を学びます。2年生後期からは各コースに分かれ、より専門的な内容を学びます。物理学コースでは素粒子から宇宙まであらゆる自然現象を支配する基本法則を探求するための知識を学びます。情報科学コースではプログラミングや情報理論などの情報科学の基礎を学び、さらに脳型情報処理や遺伝子情報などに目を向け、新しい情報処理手法を研究するための知識や技術の修得を行います。
  

学科共通

 2年生前期までは、学科共通の教育カリキュラムになっています。物理学と情報科学の両分野の基盤となる数学、物理、プログラミングの授業は講義だけでなく演習も行います。また、コース配属後も境界領域を学べます。
  

物理学コース

 物理学は自然科学の中でもとりわけ基礎的な学問です。そのわけは、物理学が自然現象の中に潜む基本法則を探求し、逆に、得られた基本法則に基いてさまざまな自然現象を理解・説明しようとする学問だからです。物理学コースでは、物理学の基本的な考え方、専門知識とその応用や実験技術について教育します。また、物理学を学習する上で必要な数学の能力と論理的思考力を養成します。本コースの教員は、素粒子および低温物理の理論的研究を行う「理論物理」、磁性体の磁気構造と相転移を研究する「磁性物理」、高分子の物性と構造を研究する「高分子物理」、誘電体の構造相転移や強誘電体の物性を研究する「誘電体物理」、電波望遠鏡による宇宙の観測的研究や、理論的にブラックホール近傍の高エネルギー現象の探求を行う「電磁宇宙物理」の5分野に分かれて研究をしています。
  

情報科学コース

 情報科学コースでは、物理学などの自然科学の基礎を身につけた学生に対して、さらに情報科学の専門知識や情報処理の技術を教育します。社会で活躍できるようにプログラミングをはじめとする情報科学の基礎が修得できます。さらに、理学部にあると言う特徴を活かし、脳型情報処理や遺伝子情報解析に関連する専門科目や、自然現象を解析するための計算機シミュレーションに関連する専門科目が開設されています。本コースの教員は、無線ネットワークや知的画像処理などの情報科学の基礎に関する研究や、巨大分子系のシミュレーション解析、ゲノム情報解析、脳型情報処理、生体情報システムの数理モデル、バイオメカニクスなどの生命・生体情報に関する分野を情報科学の視点で研究しています。従来の学問の壁を越えた新しいアプローチによる自然現象の探求に重点をおいた研究・教育活動を行っています。

  

主な授業科目

学科共通科目

 物理・情報科学序論、物理数学I,II、情報数学、力学、電磁気学I、情報科学概論、プログラミング言語/演習、数値解析、論理学、回路理論
  

物理学コース

 物理数学III、電磁気学II、熱力学、原子物理学、量子力学、統計力学、物性物理学、相対論、宇宙物理学、連続体物理学、情報応用物理学、素粒子原子核物理学、量子物理学、物理学実験
  

情報科学コース

 計算モデル論、確率論と情報理論、データ構造とアルゴリズム、情報科学基礎演習、信号画像処理、形式言語とオートマトン、シミュレーション科学、生体情報科学、生命情報システム、情報ネットワーク、線形システム理論、光情報科学、グラフ理論
  

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卒論テーマ

  

物理学コース

 「重力場の量子論」、「電波観測によるオリオン大星雲の物理特性」、「マイクロクェーサーにおけるジェット形成」、「金属内電子の物理的性質」、「高分子複合材料の構造と電気特性」、「中性子回折によるNaNO2の構造解析」、「HoCu2Si2の磁性」
  

情報科学コース

 「生体膜の構造形成シミュレーション」、「ヒトの様々な運動におけるエネルギー効率に基づく最適性」、「ニューラルネットにおける分岐とカオス」、「ペトリネットによる遺伝子機構のモデル化」、「光情報処理と光ファイバセンサー」


 

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