[2017/5/31]第3回理学部講演会

最小生物,マイコプラズマの滑走運動 -メカニズムと起源-(宮田真人:大阪市大学)

イベント詳細

日時

2017年05月31日
15時00分 から 16時00分 まで

場所

理学部22番講義室

連絡先名称

祐村 恵彦

連絡先電話番号

5717

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演題:最小生物,マイコプラズマの滑走運動 -メカニズムと起源-

演者:大阪市大学理学部・宮田真人 先生

 

概要:

魚病原性細菌であるマイコプラズマ・モービレは,菌体の片側に滑走の装置を形成し,固形物表面をすべるように動く‘滑走運動’を行います.この運動は毎秒4.5ミクロンにも達しますが,他の生体運動と根本的に異なるユニークなものです.私たちは1997年から現在までに,装置の構造,構成タンパク質,結合対象,エネルギー源,力学特性,などを明らかにし,そのメカニズムを提案しました.「ATP合成酵素に由来する特殊なモーターで発生した力が,外部表面に伝わる.その力は巨大な“クランク”タンパク質を介して,もうひとつの巨大な“あし”タンパク質450分子を動かし,宿主表面のシアル酸オリゴ糖を,つかみ,引っ張り,離すことにより,菌体を前に進める」セミナーでは,生体運動の起源と分布についての議論も行います.

 

参考)

Miyata M, Hamaguchi T (2016) Current Opinion in Microbiology. 29, 15-21. PMID 26711226. http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1369527415001307

Miyata M, Hamaguchi T (2016) Frontiers in Microbiology 7, 960. PMID 27446003.

http://journal.frontiersin.org/article/10.3389/fmicb.2016.00960/full

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