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第9回理学部講演会

「資源開発と法律,環境,災害」が開催されました

2013年11月28日(木)16:10~17:40に,八幡正弘先生(北海道立総合研究機構地質研究所)をお招きして,理学部公開講演会「資源開発と法律,環境,災害」が開催されました.教員,学生合わせて約30名が参加しました.

八幡先生は資源地質研究を通じて習得した変質帯評価による資源評価,探査指針策定,さらには土壌汚染などの環境地質への貢献,また近年の地熱帯評価に関する調査検討,さらにコンクリートのひび割れ原因のひとつであるアルカリ骨材反応(アルカリシリカ反応)に関する近年の知見をもとに,今後の骨材のあり方とコンクリートのひび割れに関し検討を進めておられます.

講演では,まず鉱物資源を開発するにあたり,鉱業法など各種法律に従って行う必要がありそれによって権利も様々存在していること,鉱物資源の種類によって法律が異なることを,クイズを交えながら楽しくお話をお聞きすることができました.その後,休廃止鉱山から流れ出る酸性水によって北海道洞爺湖の湖水が酸性化しており中和処理を行うことによってアルカリ化できること,休廃止鉱山の汚染対策として,表面流型人工湿地や浸透流型人工湿地を用いて鉛やヒ素の流出水濃度を減少させることができることについても分かりやすくお話し頂きました.また,地滑りによって鉱山が閉山したことについて過去の災害を防災に生かすべきであると考えさせられたこともお話し頂きました.

普段,聞くことができない鉱物資源を開発するにあたり必要な法律に関するとても興味深いことなどをお話し頂いて,有意義な時間を過ごさせていただくことができました.

 

(理工学研究科地球科学専攻M1 越智亮太)

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