MENU
 

第5回理学部講演会

「デジタルデータで見る身近な地形」が開催されました
第5回理学部講演会

         講演中の向山先生

2013年8月8日に向山栄先生(国際航業株式会社・技術開発センター地質研究室長)による理学部講演会が開催されました。タイトルは、「デジタルデータで見る身近な地形」で、教員、学生合わせて約30名が参加しました。

向山先生はレーザー測量による地表の微小な地形計測のためのソフト、ハード開発と取得された地形情報をもとに防災や都市計画の諸問題解決への応用に関する研究を行っておられます。

 

講演では、まず地形の数値データの整備の歴史、航空レーザー測量の精度や表示方法の違いに関して説明がありました。その後、最近の手法の適用例として、撮影時期の異なるレーザー画像をマッチングすることにより東北大震災直後に発生した地震前後の地盤の移動量と移動ベクトルを求め、その解析データを地形図上に重ねることにより地表面のダイナミックな動きを面的に把握した事例について説明がありました。また、最新の2mDEMを用いることにより、東京都内に分布する富士山を模して溶岩岩塊を積み上げて作った富士塚や大阪平野に点在する古墳といった小さな特徴的地形についても、形状が明瞭に判別・解析ができることが紹介されました。また、桜島の微地形の変化や地すべり地形の解析など、地形図や空中写真では判読できない防災情報などをリアルに得ることができるなど、最先端の地形解析技術の高さをうかがうことができました。

 

 

(地球圏システム科学科B4 西山成哲)

サイトポリシー
  • Copyright 2011 山口大学理学部 All rights reserved.