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[2018/9/21] 第4回理学部講演会

2018年9月21日(金)に、慶應義塾大学・環境情報学部・准教授の黒田裕樹先生に来学していただき、第4回理学部講演会『脊椎動物のボディプランの開始点〜脊索が先か、神経が先か』を理学部12番講義室にて講演していただきました。講演に先立ち、自身による演者の紹介では学生時代に森の人(オランウータン)に会いに生息地のインドネシアまで行ったエピソードを語っていただき、楽しく和やかな雰囲気で講演を始められました。講演ではツメガエルを用いた研究について話題を提供していただきました。初期の胚発生でも基本的な脊索や神経(板)形成の話題でありながら、教科書で記載される『脊索ありき』ではなく別個に形成されることを証明した非常に興味深い研究内容について紹介していただきました。また、初期胚の組織を個別に誘導し、外科的に再配置することで個体を作成する挑戦的な試みについても紹介していただきました。日程が夏季休暇中でもあり、残念ながら少人数の参加でしたが、活発な議論もあり有意義な講演会となりました。

[2018/11/27] 第6回理学部講演会

20181112日に、山形大学理学部教授の伴雅雄先生により、第6回理学部講演会「東北の活火山の噴火やマグマの話」が、理学部12番教室において開催されました。

伴先生は主に東北地方の火山をご専門として長年研究活動に取り組まれています。今回は東北地方の火山噴火の歴史や、現在の状況について紹介していただきました。2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しましたが、その前後で東北地方の応力場が変化し、火山が噴火しやすい状況になったと言われているそうです。過去の日本列島でも、大地震後に火山が噴火したという記録が実際にあるそうで、大地震と噴火の関係についての詳しいお話がありました。また、下部地殻でのマグマに関する諸現象など、最新の研究内容に基づく内容で、とてもよい勉強になりました。

特に、「詳細な薄片観察、化学分析(鉱物化学組成、全岩化学組成、Sr・Nd同位体など)によって、マグマがマントルで発生し噴火に至るまでの過程について知ることができる」という内容が興味深かったです。

[2018/11/4]平野貢大さんが学生奨励賞を受賞

大学院創成科学研究科基盤科学系専攻(情報科学コース)修士課程1年の平野貢大さん(指導教員:内野英治教授)が,“バイオメディカル・ファジィ・システム学会第31回年次大会”において,学生奨励賞を受賞しました。当該学会年次大会は,2018113日(土)~4日(日)に金沢工業大学・扇が丘キャンパスで開催されました。

学生奨励賞は,当該学会が学生の努力を顕彰し、一層の研究奨励のために設けた賞です。この賞の審査は、事前の抄録論文審査、年次大会での口頭発表時に行う発表審査の2段階審査によって行われます。平野さんは,「分類組織のクラス不均衡性と組織間の実距離を考慮した冠動脈プラークの組織分類法」についての研究内容および発表が高く評価され,受賞に至りました。

[2018/11/14] 第5回理学部講演会が開催されました

ガラス加工技術に関わる表面・界面化学

2018111() 理学部22番講義室にて、第5回理学部講演会を開催しました。
(山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が主催する第1回研究推進体勉強会を兼ねる)

講師:宮谷克明 先生(AGC株式会社 商品開発研究所 マネージャー)

演題:「ガラス加工技術に関わる表面・界面化学」

講演概要はコチラ

40名を超える参加者(本学理学部の教員、大学院生、学部生、そして近隣大学の教員、近隣企業技術者)が本講演を聴講しました。宮谷先生には、我々の生活に身近なガラスの製造工程から、固体無機化学、表面化学、そしてゾルゲル化学を基盤としたガラス材料の最新研究の一端を判りやすくご紹介頂きました。

講演終了後には、本学学生、そして企業技術者からの活発な質疑応答が行われ、ガラスという物質への関心の高さを実感しました。教員・学生にとって、現役の化学企業研究者から製品開発・生産技術に関して直接議論ができた非常に良い機会となりました。

(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」

[2018/11/6] 高野学さんが高分子学会中国四国支部長賞を受賞

大学院創成科学研究科基盤科学系専攻物理学コース(博士前期課程)2年生の高野 学(こうの がく)さんの研究発表「超高速熱測定を用いたポリオキサミド結晶の結晶化・融解挙動」が「第33回中国四国地区高分子若手研究会」で支部長賞(口頭発表の部)を受賞しました。この賞は、研究会の学生の研究発表の中から優れたものに贈られる賞です。この度は口頭発表の部から1件、ポスター発表の部6件が選ばれました。口頭発表の部は各研究室とも「自信作」をエントリーします。すなわち口頭発表にエントリーする時点で選ばれた発表であるといえます。高野さんの発表はそのような優れた研究発表の中でも最も優れた発表として選ばれました。おめでとうございます。

[2018/10/23] 田中優稀さんがベストプレゼン賞を受賞

創成科学研究科・地球圏生命物質科学専攻・生物学コース修士課程2年生の田中優稀さん(祐村研究室)は,平成30年10月20,21日に山口大学大学会館で開催された日本細胞性粘菌学会例会で,ベストプレゼン賞を受賞しました。この賞は,今回行われた発表の中で特に優れた研究内容を発表した学生を表彰しています。田中優稀さんの発表演題は「細胞性粘菌におけるCytokinesis Dのメカニズム」で,今まで考えられてきたCytokinesis Dのメカニズムを検証し,新たな原理を提唱しました。新規性のある内容と説得力のある発表が審査委員から高く評価されました。おめでとうございます。

[2018/10/5] 森田萩乃さんが ICCC2018 in Sendai JapanにおいてBest Poster Awardを受賞

創成科学研究科・理学系専攻・化学コースで修士課程1年の森田萩乃さん(指導教員:綱島亮准教授)が、2018年7月に開催された43rd International Conference on Coordination Chemistry(仙台)において、優秀な発表を行ったとして、Best Poster Awardを受賞しました。参加者が1500名規模の、世界中の錯体化学分野の研究者が集う大規模な国際会議です。

受賞対象となった論文は「Structure and dielectric property of hydrogen bonding crystals of hexamethylenetetramine」です。「四面体」形状の分子が織りなす不思議な構造美は、水が示す様々な不思議の起源になっています(例えば、氷が水に浮く理由など)。今回の論文は、四面体形状の有機化合物のもつ構造美を、機能材料を造るヒントにしようと研究を進めた結果、強誘電性というコンデンサーや赤外線センサーに不可欠な機能材料が低コスト・低環境負荷・低毒性な物質で作製できることを見出した成果です。英語による発表で緊張した様子でしたが、修士1年生にもかかわらず立派な発表が行われていました。

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