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[2018/6/14] 創成科学研究科の野﨑隆之講師が電子情報通信学会論文賞を受賞しました

2018年6月7日,創成科学研究科理学系学域情報科学分野の野崎隆之講師が,一般社団法人電子情報通信学会より,論文賞(第74回,平成29年度)を受賞しました。

この賞は2016年10月から2017年9月までの1年間に電子情報通信学会和文論文誌・英文論文誌に掲載された論文から選定された12編の論文に贈られる賞です。

受賞の対象となった論文は2017年8月号英文論文誌Aに掲載された“Zigzag Decodable Fountain Codes”で,同論文ではインターネットの動画配信などで広く用いられるマルチキャストと呼ばれる通信方式において,正確な情報伝達をするための誤り訂正符号を構成し,その性能を数理的ならびに計算機実験的に明らかにしています。構成した符号は既存法を凌駕する性能を有しており,その有用性が高く評価されました。

 

[2018/5/21] 数理科学科で助教1名(女性限定)募集中

数理科学科で助教1名(女性限定)募集中です。

公募情報はこちらをご覧下さい。

[2018/5/7]文部科学省の坂本修一課長をお招きし、科学技術人材育成に関する意見交換会を開催

平成30年5月1日(火),大学会館において,文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 坂本修一課長をお招きし,科学技術人材育成に関する意見交換会を理学部主催により開催しました。学内からは堀憲次副学長(学術研究担当)をはじめ,理系学部等の教職員が,また,学外からは山口県教育庁の方にもお越しいただき,約50名が参加しました。

はじめに,坂本課長から「サイエンス,イノベーションの未来を創る人材の育成」と題したスライドに沿って,我が国が抱える科学技術イノベーション人材に関する様々な課題や,優れた若手・女性研究者の育成と先進的な理数教育に関する国の施策等について説明いただいた後,種々意見交換がなされました。坂本課長からは,産業構造の変化がめまぐるしい中,今後社会から求められるであろう人材像をわかりやすく,かつ,熱く語っていただき,大変有意義な交換会となりました。

[2018/4/23]宮木裕生君が国立海洋技術研究機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」を見学

理学部物理・情報科学科2年生の宮木裕生君(物理・情報科学科2年)が2018年3月16日に静岡県清水港に停泊中の海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」に乗船し船内の施設を見学しました。
宮木君は1年生当時から地球の物理学的な探査に興味を持ち、理学部地球科学分野の川村喜一郎准教授から紹介された「ちきゅう」の見学を強く希望しました。
その結果、本学大学院創成科学研究科の一行に同行させていただき、「ちきゅう」の船内を見学し、海洋掘削の事業、工学技術、研究成果等を学びました。
主にブリッジとドリルフロアを見学し、高度な技術の実現と確実な安全確保のための設備等に関して説明を受けました。海底資源調査や地震探査などで成果を上げてきた「ちきゅう」は、世界初のマントル到達を目指しており、数々の大事業の話がとても印象に残ったようです。
現在、物理・情報科学科で主に数学、物理学、情報科学の基礎を学習している宮木君にとっては、今回の「ちきゅう」の見学は、自分が学んでいることを将来、他の分野にも展開できることを知り、将来の新しい可能性を見出すための有意義な機会となりました。

[2018/4/10]藏永萌さんが「サイエンス誌に載った日本人研究者」に掲載

山口大学大学院 理工学研究科 地球科学専攻の学生であった藏永萌さん(2016年度卒)は、在籍時に、アメリカ学術誌「サイエンス」に2017年に研究成果が掲載されました。このほど、その日本語紹介記事である「サイエンス誌に載った日本人研究者」の特集本に研究内容が掲載されました(図1)。
彼女は、2016年8月6日?~10月6日まで北スマトラ沖での海洋掘削調査である「国際深海科学掘削計画 第362次航海」に参加しました。この航海は、2004年スマトラ地震時に発生した巨大津波の原因を調べるために、合計10カ国から32名の研究者が乗船し、海底堆積物の観察や分析などを船上で行いました。乗船時の研究活動については山口大学のフェイスブックでも取り上げてもらいました(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/2016/_5393.html)。
分析の結果、スマトラ沖では過去900万年の間に急速にガンジス川由来の堆積物が堆積、堆積物の埋没が急速に生じていました。また、その急速な埋没により堆積物が圧密され石化し、脱水した鉱物粒子の水が断層面に蓄積されたことにより、断層を滑りやすくさせたことを示しました。この滑りやすさが津波を巨大化させたことと大きく関わっているとして、さまざまな津波発生域に応用が期待されています。
詳しい内容は、サイエンス誌のウェブサイトの2018年号からpdfとして読むことができます。

図1 紹介記事の表題(Science Japanese Scientists in Science 2017、30ページより掲載

[2018/4/6]茨城大学理学部と教育・学術交流に関する学部間交流協定を締結しました

このたび山口大学理学部と茨城大学理学部との間で,教育・学術交流に関する学部間交流協定を締結しました。本学部と茨城大学理学部は,平成21年度以降,国立天文台・6大学による大学VLBI(Very Long Baseline Interferometry(超長基線電波干渉法)の略で,複数の電波望遠鏡を使って天体の微細な構造を研究する技術)観測事業に参加しており,特に茨城大学とは,30メートルクラスの大口径電波望遠鏡を運用するなどの共通点が多く,これまでも電波天文学分野において非常に密接な連携を展開してきました。今回の協定締結を機に,研究面の連携はもちろん,教育・学術情報並びに学生及び研究者の交流促進が期待されます。

[2018/4/5]村岡やよいさんが地質学会西日本支部の講演会で優秀発表賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(地球科学)博士前期課程2年の村岡やよいさんが平成30年3月3日に広島大学で開催された日本地質学会西日本支部総会・研究発表会で優秀発表省(学生・院生対象)を受賞しました。江島君と合わせてのダブル受賞でした。村岡さんは北部九州の平尾台に貫入した白亜紀の深成岩を研究しています。詳細な地質調査をもとに、室内での化学分析結果と合わせてマグマの上昇速度を見積もりました。そして地下20数kmの深所にあったマグマが20年余りで地表付近へ到達することを明らかにしました。この結果によれば、平成を少し過ぎた時に地下にあったマグマが、今、霧島の新燃岳で噴火しているわけです。村岡さんも江島君と同様に口頭で成果を発表し、審査員から高く評価されました。おめでとうございます。

[2018/4/5]江島圭祐くんが地質学会西日本支部の講演会で優秀発表賞を受賞

本学大学院創成科学研究科(地球科学)博士前期課程1年の江島圭祐君が平成30年3月3日に広島大学で開催された日本地質学会西日本支部総会・研究発表会で優秀発表省(学生・院生対象)を受賞しました。江島君は北部九州に分布する約1億年前の白亜紀という時代にマグマが固まってできた深成岩を研究しています。野外での詳細な地質調査と鉱物・岩石の化学分析や年代測定によって、北九州の大地がほぼ同時期に貫入してきた複数のマグマによって作られたことを明らかにし、それらの成因関係を突き止めました。普段何気なく見ている石にも個性があり、それぞれ異なる生い立ちを持っていることが江島君の研究によって裏付けられました。江島君は15分間の口頭発表で成果を要領よくまとめ、審査員から高く評価されました。おめでとうございます。

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