2014年4月10日

学部長の仕事を初めて10日が経ちました。部屋や書類の整理、オリエンテーションなど、慌ただしい日々でしたが、やっと少し落ち着いてきました。記念すべき第1回のつぶやきとして、この3月に博士後期課程を修了した学生のことを書きたいと思います。
4年前のある日、シンガポールに住んでいる田忠原さんからメールが届きました。「自分はネットワークのエンジニアで、奥さんは生物の研究所に勤めている。奥さんと離れたくないので、彼女が職場を変わるたびに、自分はついて行き、会社も2度辞めたが、もう限界だ。自分が生物学を勉強して、彼女と一緒に働くしかない。」という内容でした。
インターネットで生命情報科学の研究者を検索し、私のことを知ったようです。その後、彼は山口大学の博士課程に入学し、この3月にめでたく博士(理学)の学位を取得して、大学を去っていきました。体と声の大きい「オッサン」ですので、山大には彼をご存知の人も多いと思います。いま彼は、アメリカのある研究所で奥さんと一緒に働いています。
田さんは、人生を変えるという大きな決断をしたわけですが、目標をもって努力すれば夢は叶う、ということを私たちに教えてくれました。彼と奥さんの共同研究が実を結んで、世界が驚くような成果を上げて欲しいと思います。私の夢が一つ増えました。

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