生物物理学研究室

「細胞の生物物理学」

教員

 
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岩楯 好昭 准教授

Yoshiaki IWADATE

mail:iwadate[at]yamaguchi-u.ac.jp
(メール送信の際は[at]を@に置き換えて下さい.)

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研究内容

 アメーバ運動は、原生生物アメーバからヒトの体内で移動する白血球や傷修復をになう表皮細胞にまで広く保存された細胞機能です。動くために細胞は細胞内の分子機械を巧妙に操作しています。細胞は多様です。細胞が動くためにはまだまだ未知の機構があるに違いありません。現代の光学顕微鏡技術では分子機械の動きを生きた細胞の中で観察することさえ可能です。精密な光学顕微鏡観察によってそんな未知の機構を発見し、仕組みを解き明かすことが私達の目標です。生物の持つ精緻な移動メカニズムを解き明かすことは、未来の画期的な移動体の開発につながるかもしれません。

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機械工作や電気回路工作を駆使することで、光学顕微鏡をよく見えるように工夫したり、顕微鏡下で細胞や細胞内部の分子を操作します。細胞性粘菌アメーバのアクチンフィラメント。

Selected publications

  • Okimura, C., Taniguchi, A., Nonaka, S. and Iwadate, Y. (2018) Rotation of stress fibers as a single wheel in migrating fish keratocytes. Scientific Reports 8: 10615. doi: 10.1038/s41598-018-28875-z

  • Okimura, C., Sakumura, Y., Shimabukuro, K. and Iwadate, Y. (2018) Sensing of substratum rigidity and directional migration by fast-crawling cells. Physical Review E 97: 052401. doi: 10.1103/PhysRevE.97.052401

  • Nakata, T., Okimura, C., Mizuno, T. and Iwadate, Y. (2016) The role of stress fibers in the shape determination mechanism of fish keratocytes. Biophysical Journal 110: 481-492. doi: 10.1016/j.bpj.2015.12.014