2020年度
[2021/3/25] 第2回理学部講演会
2020年3月9日(火)に山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」(※1)が主催する第5回研究推進体勉強会を開催しました。(山口大学研究推進体「2020年度第2回理学部講演会を兼ねる)
今回の研究推進体勉強会は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の状況を鑑み、本学キャンパス内での開催を行わず、「Cisco WebEx」を利用したオンライン勉強会として実施しました。以下の内容を話題提供頂きました。
講師:西山尚登 先生(東京大学大学院工学系研究科・次世代ジルコニア社会連携講座・特任研究員)
演題:「機能性金属酸化物ナノ粒子の開発」
講演概要はコチラ
オンライン開催でしたが、常時30名を超える参加者(本学理学部、工学部の教職員、大学院生、学部生・企業技術者(本学卒業生を含む))が本講演を聴講しました。(関西地方(大阪・滋賀)、関東地方(千葉・茨城)からもご参加頂きました)
西山先生には、金属酸化物が有する半導体特性(光触媒ほか)の基本的化学メカニズムの紹介から、様々な計測手法による半導体機能のメカニズム解析について、最新研究結果を交えて簡潔にご紹介頂きました。講演終了後には、大学関係者だけでなく、企業技術者との活発な意見交換が行われ、好評のうちに終了致しました。
(※1)山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」
[2021/3/25] 受賞
本学部生物・化学科生物学コース4年生の上野翔也君(環境生物学研究室)は、2020年度日本農芸化学会中四国支部 奨励賞(学生部門)を受賞しました(令和3年2月22日付)。上野翔也君は、卒業研究内容を本支部主催の例会にて口頭(オンライン形式)発表するなど、将来の活躍を期待されての受賞です。
今後、本学大学院でのより一層の研究の進展も期待されています。
[2021/3/11] 受賞
大学院創成科学研究科基盤科学系専攻(情報科学コース)博士前期課程1年の福田 陸君(指導教員:内野英治教授)が,“第25回日本知能情報ファジィ学会中国・四国支部大会”において,中国・四国支部奨励賞を受賞しました。当該支部大会は,2021年2月28日(日)にオンライン開催されました。福田君は,「網膜血管交叉部の静脈口径変化による動脈硬化の定量評価と医師による進行度評価の相関」についての研究が高く評価され,受賞に至りました。
[2021/3/1] 最終講義
2021年3月1日に脇田浩二教授の最終講義が開催されました。
コロナ禍の影響により,遠隔配信との併用で行われるなど通常とは異なる形式で実施されたにもかかわらず,100人を超える方々にご参加を頂きました。
脇田先生は,フィールドワークをベースとした世界最高レベルの付加体地質図を国内外で数多く作成するとともに,「日本シームレス地質図」の作成にご尽力されるなど地球科学の発展に貢献され続けてきました。最終講義は,先生らしいユーモアが散りばめられつつ,これまでの先生の壮大な研究の足跡をたどることのできる心の震えるようなご講演でした。
脇田先生は,山口県からは離れられますが,これからも特任教授として山口大学地域未来創生センターに籍を置かれ,県内のジオパークの活動に携われていきます。
脇田先生の益々のご活躍を地球圏メンバー一同,お祈り申し上げます!
岩谷 北斗(創成科学研究科地球科学分野 助教)
脇田浩二先生の最終講義が3月1日に行われました。昨今の情勢下にもかかわらず,参加者にも恵まれる会となりました。
脇田先生の最終講義のタイトルにある通り,脇田先生は野外を歩いて地質図を作ることで研究を進めてきた研究者だと思います。
フィールドを中心に研究を進めていた脇田先生ですが,様々な研究に対して寛大で,個人的な話になりますが私自身の研究に対しても多大なお力添えをいただき,化石やプログラムの研究に対してもたくさんのご助言をいただきました。
そうはいっても,脇田先生はやはりフィールド屋さんで,野外に出れば先駆けとなって学生を率いて山に分け入り,私たち学生が先生に追いついたときには石を割って待っていて,その場ですぐに講義がはじまりました。
野外の調査はきついことが多いですが,脇田先生が石を観察しながら「なんだこれ,おもしろいなぁ」と楽しそうにしている様子は,フィールドを歩く醍醐味そのものを表していたのだと思います。そんな姿を拝見しながら研究ができたことこそ,私たち学生にとっての大きな財産であると思います。
脇田研究室の学生を代表して,感謝の気持ちをお伝えいたします。脇田先生ご退職おめでとうございます。ありがとうございました。
脇田研究室卒業生 中川 孝典(美祢市Mine秋吉台ジオパーク)
最終講義は脇田先生の個人サイトより,ご覧いただけます
(下記,リンクをクリックすると外部動画配信サイトに繋がります)。
https://youtu.be/XAagCu5B9eA
[2021/1/20] 入試
GoGo理学部 緊急特集
「配点を選べる入試」(PDF 1.5MB)
山口大学理学部では,共通テストおよび個別学力検査の配点を複数パターン準備しております.受験生の皆さんは,自分にマッチしたパターンを選ぶことができます.ぜひご活用下さい!
山口大学理学部広報委員会
[2021/1/19] 新型コロナウイルス
現在,全国で新型コロナウイルスの感染が拡大しています。山口県内でも令和3年1月16日は山口県で過去最高の37名の感染者が報告されました。12月以降,山口大学の学生からも感染者が複数出ている状況です。
そこで,皆さんには今一度,感染拡大防止の意識を高くもっていただき,以下の事項を厳守することを強くお願いします。
現在,複数人と集う「会食」は,「新型コロナウイルスの人-人感染」に至るリスクが高い機会のひとつとして,自粛するよう国が要請しています。特に,マスクを着用しない長時間の会食やまとまった人数での会食は感染拡大の可能性を高めてしまいますので,自粛をお願いします。感染の確率を下げる行動をとることや感染拡大を防ぐことは社会の一員として皆さんに課された義務と考えてください。
山口大学では「PCR検査の対象となった場合およびPCR検査対象者と濃厚接触した場合」については,大学への連絡等,ルールが定められております。このルールを守ることも感染拡大を防ぐことにつながります。理学部WEBサイトにある「PCR検査の対象となった場合およびPCR検査対象者と濃厚接触した場合の取り扱い」や山口大学のWEBサイトのTOPページの「新型コロナウイルスへの対応」を確認し,速やかに対応をお願いします。
研究室,講義室,その他建物内でのマスク着用等の学内での感染拡大防止対策についても,再度,徹底をお願いいたします。特に,卒業論文,修士論文,博士論文等の提出,就職活動等の重要な時期を迎えます。よりいっそうの感染防止対策をお願いします。
学生の皆さんには,今一度,社会の一員として責任ある行動をとっていただくことを切に望みます。
[2020/12/15] 掲載
本学大学院創成科学研究科(物理)博士前期課程2年生の堤稔喜さんが、国立天文台野辺山宇宙電波観測所が発行する「NROかわら版」で紹介されました。
堤さんは受託大学院生として、長野県南牧村にある野辺山宇宙電波観測所で研究を行っています。同観測所には口径45mという日本で最も大きいミリ波電波望遠鏡があり、堤さんは45m望遠鏡に新しい観測機器を設置して天文学の観測をするシステムを作る研究を行っています。
NROかわら版は、同観測所にかかわることを市民向けに広報するウェブサイトです。
[2020/11/20] 受賞
本学大学院創成科学研究科(物理)博士後期課程3年生の古谷庸介さん、博士前期課程1年生の榊原将吾さんと穐本正徳さんが、2020年11月16日-17日にオンラインで開催された2020年度VLBI懇談会シンポジウムにおいて学生優秀発表賞を受賞しました。
それぞれの講演で、古谷さんは宇宙初期における活動銀河核の活動性について、榊原さんは山口32m電波望遠鏡の観測システムの改良について、穐本さんはブラックホール連星の活動性について報告を行いました。
おめでとうございます。
- 優秀口頭発表賞
山口大学大学院創成科学研究科 古谷庸介
題目: JVN高感度少数基線によるHigh-z AGNジェットの大規模VLBI探査 - 最優秀ポスター発表賞
山口大学大学院創成科学研究科 榊原将吾
発表題目: 山口第一電波望遠鏡におけるノイズソースを用いたシステム雑音温度測定法の構築 - 優秀ポスター発表賞
山口大学大学院創成科学研究科 穐本正徳
発表題目: 山口干渉計を用いたX線連星GRS1915+105の強度変動観測と電波放射領域の
放射モデルの適用可能性
オンライン開催のため、記念写真もzoom画面の集合写真です。右上:古谷庸介さん、中央下:榊原将吾さん、右中:穐本正徳さん。中央上は川口則幸VLBI懇談会会長。
[2020/10/23] 受賞
第19回情報科学技術フォーラムにおいて、以下2名の学生がFIT奨励賞を受賞しました。当該学会は、2020年9月1日~3日にオンラインで開催されました。